#関西コミティア #テキレボ 新刊「エフェメラのさかな」完成しました!

関西コミティアまであと1週間、テキレボまであと2週間。
未だ新刊その2(長編序章)との死闘は続いていて、泥沼化しているのですけども、ひとまず新刊その1「エフェメラのさかな」のご紹介です。ネタバレにならない程度に、いろいろぶっちゃけてます。

エフェメラ表紙
表紙イメージはこんな感じ。
ヴィンテージゴールド(モス)というラメ入りの紙を使っていて、なかなか再現が難しいです。
ネットで見本を見た時は、思ったよりも青っぽいなと思っていましたが、実際手に取ってみるとやはり「モス」、緑系です。光の具合によって金にも見えて、「ヴェイパートレイル」の表紙に使ったブロンドより偏光(キラキラ)が楽しいです。
ぜひ、イベントでお手に取ってみてください。文庫サイズ120P、400円です。


続いて、収録作品のご案内です。

「海神の炎」「白露」
――内海に住まう人魚と鬼は古来より手を携え外敵に立ち向かい、それぞれの種を保ってきた。だが、陸に住むヒトが鬼の有するという宝を狙って攻めてきた。鬼の若者は毒づきながら海に出でて迎え撃つ。人魚の姫はヒトの将・槐に出会い、恋に落ちる。
童話を下敷きにした表裏の和風譚。「海神の炎」は完売した同人誌「悠」より再録。
「白露」はテキレボ公式アンソロジー「和」に寄稿したものの完全版です。

和風ファンタジーです。
先に書いた「海神」がわりとあっさりめのお話で、テキレボアンソロのテーマに合わせて安易に「じゃあ人魚視点のお話を……」と買いてるうちにああなってしまって、特に狙って書いたわけでも何でもなく、すべては後付けです!(堂々)
なので、あんまり人魚姫人魚姫言われるとくすぐったい……。自分GJ!とは思いましたけども。


「宙の渚のローレライ」
――何でも屋の船乗りフランツと宇宙船セントラルAIの千早、そしてオリンポス宇宙港の通信管制官ノルン。「宇宙で聞こえる女の声」の真相を探るべく、フランツと千早はノルンに見送られ出港する。コメディ風味SF。

コメディ……というか、まあ、軽いノリで読んでください。「Candlize」や前回のテキレボアンソロ掲載作「ピートの葬送」とかと同じ時代(未来)のお話です。ただし舞台は火星。別に月でも良かったんですけど、たまには別の場所に……と思ったのと、「オリンポス宇宙港」って単語が降ってきたのと、「火星の人(オデッセイ)」にあやかれればいいなーなんていうミーハー心と。
販促キャンペーン」という身も蓋もない300字SSを書いたり、ノルンをキャラクターカタログ企画さんに出向させたり、お気に入りではあります。
おっさん×少女風味でもあります。(ノルンは二十歳という設定なので、おさしょう企画には参加しませんでしたが)


「エフェメラのさかな」
――エネルギー王の娘サリカと教育AIルーノ。余りある才能を持ちながらも父という籠の中に閉じ込められたままのサリカは愛を求めるが、ルーノには愛がわからない。砂漠の塔で過ごす揺籃の一時。ゆり風味。

噂のアラブ百合です。っていうかすいません、「アラブ百合」がパワーワードすぎて完全に名前負けですし、アラブに関する諸々は付け焼刃で書くには奥が深すぎて、開始早々あぼんしちゃってます。
これも、一応過去作とのリンクがあるのですけど……できれば察していただきたいなーなんて。ニヨニヨ。


「ウルトラマリン」
――喪服の画家が街にやって来た。彼女は海しか描かない。甘い香りの煙草を吸いながら歪んだ笑みを浮かべて、暗くて深い、冷たい海を描くのだ。ティアニーは虚空を映す画家マズルカの眼に、青の中の青を見る。

手癖で書いたような西洋風ファンタジー、こちらも百合です。短い作品なのですけど、その中にエッセンスがぎゅぎゅっと詰まってて、良い感じなのでは……と自画自賛しています。
短いから書くことがない(笑)マズルカ、というネーミングがお気に入りです。舞踊であることは知ってるのですが、何となく「マズルフラッシュ」と混ざって、一瞬の烈しさのあと儚く散ってしまうイメージで。伝われ。
「エフェメラのさかな」「ウルトラマリン」でテキレボ4百合マップ企画さんに参加しています。テキレボ当日は作品紹介と会場配置が掲載された小冊子を配布しますので、よろしくお願いします。


「スオラ」
――王の末娘が父のない子を身籠った。王女に宿るは神の子か、はたまた呪いの子か。
市井には悠久を生きる魔術師アアルトがあった。アアルトは語る。海に棲む人魚のこと、そして遺された予言のことを。

こちらも手癖ですね。スオラ(塩)とアアルト(波)の「全然違う双子燃え」です。
「ウルトラマリン」と「スオラ」は一日でガーッとポメラに書き上げ、大きな修正もせずにいるので、手癖の力は偉大です。
後味がいいので最後に持ってきましたが、ドロドロ具合は他の作品と大差ありません。



本文を抜粋した試し読みがHappyReadingPixivにありますので、予習はこちらでどうぞ。
文フリ大阪と本の杜で配布した試し読み折本とは違うところからの抜粋ですよー。ふふふ。

10/2関西コミティアで初売りの後、10/8テキレボ、11/13北ティア(委託)、1/22文フリ京都……と直参、委託交えて頒布予定です。12月の花鳥風月も委託参加予定です。
イベントラッシュが終わってからになりますが、自家通販も承ります。
が、イベント参加が難しい方はテキレボのお買い物代行サービスが断然お勧めです。テキレボのwebカタログに掲載されている作品のおまとめ通販サービスで、申込みは今日が〆切、代行リストは明日が〆切というギリギリのタイミングですが……。
よろしければご検討ください。

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