#テキレボでオススメの本

……数は少ないですがどれも推し! ですよ!

【B-04】博物館リュボーフィ「花と祝祭」
分厚いのに長さを感じさせない筆力! 恋愛ものですが、女性誌に連載されてるようなファンタジー要素はなくて、みんな地に足しっかりつけて生きて、毎日頑張ってるんやな……という、リアリティがあります。会話文、口語も取って付けた感がなくて、まるで友だちの話を聞いてるみたいで。だから、全力で登場人物たちの頑張りを応援したくなる=ストーリーにのめりこんでいく、のです。


【B-25】春夏冬「はなずかん」
花にまつわる短編集。艶やかで美しく、そして時に残酷で哀しい物語。
作者の鷹無さんは大阪の大学生、ということで勝手に親近感を感じ、アンソロの掲載作も好みだったのでご近所のおばちゃん目線でエールを送っております。
ご多忙のようですが、環境が落ち着いたらまた執筆してくださることを祈って。


【D-02】HPJ製作工房「願いの先のもう一歩」
消えゆく魔法、広まる革命的技術。拙作「魔法使いは飛行機械の夢を見るか?」に似た世界観ということで手に取りました。素材が似ていても調理法でこんなに違うものになる、と感嘆&涙ほろり。
セイクリフの一途さ、その裏返しとしての不器用さに共感。ツィセも可愛い……!
「科学は願いの先にある」、すべてはこの一言に尽きます。ややステマを交えてお送りしました。森村さんごめんなさい……。


【委託-10】象印社「廻る針の一夕語り」
方位・方位磁針をテーマにしたアンソロジー。小説と詩、15作品が楽しめます。
装丁、デザインまで凝ったつくりで、掲載作も色とりどりの作風で、アンソロジーを読む楽しさがぎゅっと詰まった一冊。お気に入りがきっと見つかりますよ!


【委託-35】cage「born to sing」
超短編・掌編集。無駄をそぎ落としきった少ない文字数だからこそ表現し得た、まさに「珠玉の」作品集。きらきら光っているものもあればじっと静かに息を潜めているようなのも、鋭いナイフみたいな作品あって、そのリズムも心地いい。薬のようでお守りのような。本棚にこの本があることが幸せ。


【委託-36】言葉の工房「文芸コンピレーション input selector(第二号)」
おもちゃ箱のような、宝箱のような、色々なテイストの作品(小説だけじゃない!)に出会えます。小説、詩歌、イラスト、写真、エッセイもあるよ! 巻頭カラーからして未知との遭遇、みたいなワクワク感。添嶋さんは心臓鷲掴みにしてくるような、でもどこまでも透き通った素敵な作品を書かれるのですが、物書きだけじゃなくて編集としてもスゴイ。こんなふうに「得意技を思う存分発揮してください」って原稿依頼されるのってモノカキ冥利に尽きるというか、熱烈なラブレターですよね。第一号もお勧めですよー。


【展-03~04】史文庫~ふひとふみくら~「黒南風の八幡~隻眼の海賊と宣教師の秘宝~」
史文庫さんのご本をいまさら私が推すまでもないのですけど! 初めての方にはやはりこちらの作品がお勧めです。ジャック・スパロウを愛する方にはもっと強力にお勧め。
私のような、全然歴史に明るくない人にも十分に楽しめるエンタメ性と「文学」が両立してて、どれを読んでもハズレなしです!




こういう記事を書くたびに、(同人誌)読書量の少なさを思い知らされる……。
皆さまのおすすめ、待ってます。
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