2017年12月の記事 (1/1)

2017年の読書まとめ(商業本)

2017年、商業本読書の振り返りです。
商業本、レンタルDVDなどの記録は一括してメディアマーカーに置いてあります。

2017年の読書目標(漫画、レシピ、雑誌などを除いた、いわゆる「文芸書」のみカウント)は30冊ということでしたが、産後はじめて達成できました。しかも、図書館本が少ないのです。つまり……(目を逸らしながら)(購入金額もMMで見れますのでご興味ありましたらどうぞ)

それはさておき、今年はReaderからhontoアプリに乗り換えたことにより、電子書籍での購入が増えました。積読がけっこうあるのも紙本と同じです。紙本で買いたい作家さんはおおよそ固定されてきたので、それ以外は電子書籍で買い揃えていこうかな、とぼんやり考えています。本を売ることができるという観点からは、話題書や初めての作家さんこそ紙本で買うべきなのではと思わないでもないですが、電書はポイントでの実質割引や、なんといっても体積がゼロというのが捨てがたく。

漫画も、長く続きそうなら電書も選択肢に入ってきました。書き込みを見たいというものは紙本ですが、漫画はスマホで読みづらいので、どうしても紙本を買ってしまいますね……。金カムは電書で買ってたけど、紙本買っちゃったね……フフ……
現状、本棚の拡張は無理なので、うまいこと紙本と電書を使い分けて読書欲を満たしてゆきたいところです。

今年読んだ文芸書30冊+漫画本から、これは良いぞ、おすすめ!な5タイトルを選びました。

(1)人工知能学会「AIと人類は共存できるか?」

AIについての5つの小説作品と、それに関して第一線の研究者さんが科学的見地から解説・意見を述べる、という夢のような本。小説も解説もどちらも凄まじくて、読み応えがありました。
ちょっとお高いけど、AIに興味があるとか、好きな作家さんが参加しておられるとかであれば読んで損はないと思います。
「ここまでできる」と「こうすればもっとできるんじゃないか」のせめぎ合いが楽しい。

(2)墨佳遼「人馬」 全2巻完結済

スピード感と迫力に惹かれて、webで読んでたけど紙本を買いました。人馬とヒトの物語。生きる、駆ける。そんな生命力に溢れたお話です。春頃、ちょうど予定があって帰阪していたとき、奈良で個展が開催されていたので足を運べたのが嬉しかったし、自己満足ですけど、作者さんに直接応援を伝えられたのが良かったなあ。

(3)オキシタケヒコ「筺底のエルピス」 1~5巻まで発売中

異能バトルもの。「停時フィールド」と呼ばれる異能の設定がめちゃめちゃ面白くて、登場する組織がバチカンやイルミナティと中二心をくすぐるアレ、なおかつ時空改変ものとあって、イチオシのラノベです(他にラノベらしいラノベは読んでないけど……)。
導入としてきれいに終わった一巻、続く二巻からは何かきな臭く……アッアッ……アッ……(ツー)(お察し)という感じで、これ完結するまでは死ねない。
PSソフト「トリノホシ」のシナリオライターさんとのことで(未クリアなんですけど)生温い展開にならないことは知っていた、けども……ほんと死ねないんでよろしくお願いします。

(4)入江亜季「北北西に曇と往け」 1巻発売中

「乱と灰色の世界」のあと、どんな作品を……と思っていたら、またもふんわりお茶目とお色気が絶妙にミックスされたお話で私狂喜。ありがとうございますありがとうございます。
ジャンルで言うと、現代ファンタジー?何とも分類しづらいふわっとした感じが好きなんですけど、何も伝わりませんね。知ってる。
入江さんの描かれる少年キャラがだいすきなので、これも続きがすごくすごく楽しみ。

(5)松田青子「ワイルドフラワーの見えない一年

「スタッキング可能」はあまりぴんと来なかったんですけど「英子の森」がめちゃくちゃ面白かった松田青子さんの短編集。どれもさっぱりとした後味で、最高に面白いです。ふんわりしたもの、キリッと締まったもの、ユーモアと毒など、色々なテイストの作品が楽しめます。表題作もですが、「ボンド」も好きだなあ。ちょっとフェミっけが強い作品もあるけど、めっちゃ好き。
宝箱のような、お菓子の詰め合わせみたいな、短編集の魅力がぎゅぎゅっと詰まった一冊。


来年もまた、30冊を目標に読んでいきたいです。まずは積読の消化から\(^o^)/
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2017年の総括

無事、冬の本の入稿も終え、イベント関連の金銭・本のやりとりも一段落しましたので、2017年の総括&ふんわりした2018年の抱負なぞ、記録に残しておきます。

【参加イベント/新刊・増刷・再版】
1/22 文学フリマ京都(「インフィニティ第一章」発行 →レポート(42冊頒布)
2/12 静岡文学マルシェ(「ポッケ」発行 →レポート(36冊頒布)
3/19 花鳥風月(委託)(7冊頒布)
4/1 Text-Revolutions(「Escort!」発行、「エフェメラのさかな」増刷 →レポート(80冊頒布)
5/14 関西コミティア(「ヴェイパートレイル」増刷 →レポート(23冊頒布)
7/19 みちのくコミティア(委託)(ドボン!!!)
8/26 尼崎文学だらけ(委託 →レポート(20冊頒布)
9/18 文フリ大阪(「インフィニティ第二章」「ホクスポクス」発行 →レポート(42冊頒布)
10/8 名古屋コミティア(「魔法使いは飛行機械の夢を見るか?」再版 →レポート(20冊頒布)
10/28 Text-Revolutions(委託 →レポート(31冊頒布)
11/5 Collage Event Ade(22冊頒布)
11/3 zine展inBeppu(委託)(12冊頒布)
11/5 北海道コミティア(委託 →3イベントまとめてのレポート(3冊頒布)

※数字オープンにしようぜの流れに乗っかって、頒布数(無配、委託除く)のみ記載しました。日和って背景色での記載ですので、ご興味ある方は反転して下さい。いにしえの技をこんなところで使うことになろうとは_(:3 」∠)_

直参7回、委託6回、計13回のイベント参加で、同人誌の発行は新刊5種、増刷/再版3種。ひえー我がことながらきもい。
イベントを重ねるデメリットは事務処理と宣伝がごっちゃになることに尽きます。
梱包や納品書作成などの事務作業はさほど苦手分野ではないのですが、来年はもう少し考えたいです。
というのも、来年発行予定の本はどれも長編なので(単巻完結のものもありますが)、委託参加では手にとられにくいのでは、と思うんですよね。

さておき、文フリガイド10号に「プリズム」を推薦いただき、関西コミティアのパンフレット(ティアズマガジンかんさい)には「エフェメラのさかな」の感想掲載、「凱歌」「ヴェイパートレイル」をクロスピックアップ小説のコーナーで取り上げていただくなど、貴重な経験をしました。有り難うございます。春秋両方載ったのすごい!(自分でアゲていくスタイル)


年間を通じての頒布冊数も2016年に比べて3割増となり、イベントに頻繁に参加している(イベント参加費2割増、送料や交通費は考慮せず)結果はついてきたかなという感じです。
ツイッターにも流したのですが、テキレボ以外はどのイベントも年1回の参加で、もしかするとそれが頒布数増の一因かもしれません。直参しているのは関西のイベントが多いですが、大阪と京都、文フリとコミティアで違う方が来て下さるのでは、ということですね(もちろん常連さんもいらっしゃると思います。ありがとうございます)。遠征は機会を狙ってくださったこともあるかもしれません。

ただ、今年は「インフィニティ」の他は短編集(お値段的にも手に取りやすい?)ばかり作っていたこともあって、数が出たのかなあという気もします。
個人的には長いものも読んで頂きたいと思っていて、長編はそこそこ長く(3~5年かけて)売るつもりでいますので、よろしければお手に取ってみてください。


この名義での創作活動も5年めとなりました。
常連さんに「新刊待ってたで」と仰っていただけるようなものを発行することはもちろんですが、ご新規さんへのアピールも引き続き続けていきたいです。
……というためには、やはり「好きなものを好きなように書く」のが一番だと思っています。傲慢かもしれませんが、世の中のニーズや流行に応えられる器用さを持ち合わせてないので、やれるようにやった結果が、どこかの誰かのアンテナに引っかかれば嬉しいなと思います。
この「やれるようにやる」というのは「俺様についてこられるやつはいるかァ~~!?オラオラ」ではもちろんなくて、「どうやっても滲んでまうんですわ……」という何やかんやを詰め込んだ作品を書くことですよ、念のため。
(前に「好きなものを好きだと伝わるように表現する」ことについてプロの方のツイートをRTしましたが、RTした時点でこの文章を書いていたので、フムフムと思ったものです)


だって私、べつにこれといって特徴のある作風じゃないですし。
尖ったところがないし、里芋で亀作ったでーとか、胡瓜で龍作りましたねん、とかもできませんから、例えば隠し包丁入れるとか、アクを丁寧めに掬うとか、寒い日におかんの豚汁はいかがですかとか、生姜焼きにポテサラつけときましたよとか、そんな方面で完成度を上げていくしかないんです。包丁研いどきました、とかね。
……というのは自覚してるし、今和食の気分じゃないんだわ、という方にはおすすめできないのも当然で、そのあたりは地道にコツコツとやるしかないです。
対面なら「洋食も中華もエスニックもよろしいですけど、うちはおかんごはんなんですわ、肉じゃがお好きです?糸こん入れる派です?」などと舌先ムニャムニャ……もといお話して「口の中醤油みりん味になってきたわ」みたいなこともできるんですが。

えーと、何の話でしたっけ。


【アンソロジー・合同誌等参加】
・はなふるこよみ(テキレボ公式アンソロジー「嘘」)
・鋼鉄/蜜月/明星(スクエニプチオンリーラリー冊子)
・キャラクターカタログ2掌編(※タイトルがなかった!長編「インフィニティ」主人公のお話)
・三.二秒のブランク(テキレボ公式アンソロジー「祭」)
・女王陛下の製図室(アンソロジー「べんぜんかん」)
・末裔(アンソロジー「心にいつも竜を」)
・月のトリカラの人(「文芸アンソロジー トリカラ」)
・ひかりあそび/銀河ステーション(手のひら小説アンソロジー「colors」)

公募アンソロジーへの参加は控えると去年の総括で書きましたが、抽選制だった「べんぜんかん」に軽い気持ちで手を挙げたら見事当選、そのほか非公募の「心にいつも竜を」「文芸アンソロジー トリカラ」にお招きいただいて、秋発行の本にあちこち顔を出すことになりました。
しつこいようですが、このアンソロジー3作ではすべてトップバッターをつとめております。それぞれ作風は違えど、求められる役割はこなせたかなあと思っていますので、機会がございましたらお手にとっていただけると嬉しいです。(ここドラとトリカラは京都でお預かりしますよー)

来年も公募への挙手は控えめにしようと思っています。長編「インフィニティ」を完結に向けて進めたいのと、そろそろジョーとマリのシリーズ本編を爆誕&完結させたいので。
お声がけいただいている件に関しては喜んでワッショイ全力投球しますので、主催さんの発表を待って告知協力などしてゆく所存です。お見かけの際はどうぞよろしくお願いいたします。


【そのほか作ったもの】
・イベント配布用フリーペーパー(1/22、2/12、5/14)
・300字SSポストカード4種
・サークル情報ペーパー(4/1)
・折本「Morning Glory」「ソーダ水の午後」「夜汽車のあと」
・封筒(折本セット配布用)、シール
・長編「双つ海に炎を奏で」告知フライヤー(9/18~11/5)


【執筆量】
執筆量
合計37万……多いのか少ないのか微妙なとこです( ´_ゝ`)
10万字超えの長編を二冊発行したので、去年よりはだいぶ増えました。
例によって、書きっぱなしのついのべ(大した量ではないはず)と、来年発行の本(約17万)は計算に入っていません。
ある程度執筆の時間が確保できるようになりました。ポメラさまさまですし、娘が人間になりつつあるゆえです。人間しゅごい。
来年はどうなるかなー(遠くを見る)


【来年の予定】
イベント参加は、
1/9~21 第一回ここすと(委託)
1/21 文学フリマ京都
3/25 名古屋コミティア
5/6 花鳥風月(委託)
5/20 関西コミティア
6/10 静岡文学マルシェ
6/17 北海道コミティア(委託)
7/16 Text-Revolutions

……という具合で予定しています。(各地のコミティアは申込みを済ませていますので恐らく参加できるかと思います)
日程次第ですが文フリ大阪も直参したいです。秋の名ティアも。
Adeは委託があれば参加したいです。時期的・お財布的に、12月のは直参できそう?とも思うのですけど(福岡往復なら飛行機は豊富)冬のおげんこうがあばばってる時期なので保留です。すごい楽しかったからまた行きたい!
zine展は、今年のように手製本やエッセイ、純文が強めならのっとふぉーみーなんです。申し込みたいけど、出す本が今年と大差ないのでどうかなあ。悩ましいです。
というか、ここまででもう、来年の予定が全部埋まったんじゃ?(・∀・)

執筆に関しては、最初にちらっと触れましたが、来年も主に長編を書くぞ、というつもりでいます。ちなみに去年も同じこと言った!
1月、文フリ京都では読み切り長編「双つ海に炎を奏で」を発行予定、7月のテキレボ7には長編「インフィニティ」第三章を持って行きたいと考えています。
(そして翌年1月の京都で「インフィニティ」を完結……というのは鬼が笑うどころではないですけども、スケジュール的な予定としてムニャムニャ)
ジョーとマリのまとまった話はその後になるかと思います。突発的に何かが降りてきたらこの限りではありませんが。
当然ながら、何かがブワッと燃え上がって、予期せぬ新刊が生えている可能性はゼロではありません。

短いものは、テキレボの公式アンソロやポストカードラリー、イベント配布のフリーペーパー、毎月の300字SS企画、ヘキライなど、書けるときに書いていくスタイルで続けていくつもりです。(たまったらまとめる気まんまん)


【というわけで】
そんなこんなで、何となくイベント参加予定が決まりつつあるのですが、〆切ブルーだとかイベント前ブルーだとか言いつつも、ゆったりやっていきたいです。
たぶん、テキレボが1回しかないんで、テキレボ近郊の人はゆっくりペースになると思うんですよ(わりとまがお)。必然的に影響されてゆっくりになるのかなー、とか。とかとか。

インプット・アウトプットを充実させるのはもちろんのこと、電子書籍化も考えたいです。こちらは完売本から……となるかと思いますが、電書化で新たな層に届くことを期待するというよりは、電書版のほうが読みやすい方に向けて、です。
私は紙本のほうが読みやすいと思うのですが、同じように電書のほうが読みやすいと感じる方もいらっしゃるだろうし、電書版なら読み上げや、拡大機能にも対応できますから。(これも、広い意味では「電書化で新たな層に届くことを期待」に含まれるのかもしれませんが、気持ち的には「置いとくので適当にどうぞ」って感じですかね……。売上げはあれば嬉しいけど、期待はしていません)
自分ではあまり同人誌の電子書籍を読まないし、初めてのことなので、環境を整えつつゆっくり作業します。


入稿を終え、抱えている原稿を全部手放したので、2月いっぱいくらいまで〆切のない国ガンダーラに移住します。
温泉行くー!でーぶいでーを見るー!撮りためたアニメを見るー!積ん読を崩すー!\(^o^)/

来年1月、新刊と委託アンソロを持って京都に参りますので、ご挨拶できますと幸いです。お会いできそうな方もそうでない方も、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

長編小説のメイキング(創作Advent Calendar 2017)

こんにちは。創作Advent Calendar 2017 12/19担当の凪野基と申します。
ファンタジーとかSFとか、理屈をこねこねする感じの小説を書いています。ついのべや300字SSも書きますが、どちらかというと中~長編が得意。
最近は液晶画面に目がついていかないのでオフライン活動がメインで、オンラインでの活動は広報主体に、掌編の掲載とバックアップ的な位置づけです。
創作小説歴は、そろばんノートに鉛筆で手書きしてた頃を含めると……四半世紀になることに気づいてへんな汗が出ました……わーお。


さて、今回は「長編小説のメイキング」ということで、現在作業中の長編ファンタジー「双つ海に炎を奏で」の執筆について、発端~入稿までの進め方を記事にしました。9000字あります。長いです。
技術的なことには触れていませんのでご承知おきください。

そして、私はこうやってるよ、というあくまでn=1の話ですので、参考程度にご覧下さい。やり方は人の数だけあって、私はあなたではないのです。ここ重要。
でもって、言うまでもなくド直球のダイマ記事なんで、よろしければ実物も読んでやってください\(^o^)/


【工程表】
工程表
工程表です。この辺の作業スケジュール管理はわりと得意なのと、そもそもスケジュールがざっくりなので、実際は工程表は作りません。
後述しますが、〆切ありきの逆算方法で、週単位で進捗を予定/管理することが多いです。

〆切の前日に入稿

書き上がってからの修正、微調整:約一ヶ月(ここを長く取ればクオリティが上がると思っていた時期もありましたが、〆切ブルーが重く長くなるだけでした)

初稿を寝かせる:二週間~一ヶ月

執筆:入稿日の二ヶ月前までに初稿が上がるよう週ノルマを設定


【発端】
これです↓


当時、9月発行予定の長編(インフィニティ)の初稿を執筆中でしたが、集中力が途切れかけてきたところへ、横から新規妄想が割り込んできたというわけです。

伝えたいテーマがある!
読んで欲しい物語がある!
だから書くのだ!

みたいな志でなくてすいません。基本、燃えと萌えと妄想の自給自足です。
他にあればそれを摂取するよ!よその畑のお野菜の方が断然おいしいもん!もぐもぐ!!


【何となく書いてみる】
作業途中だった「インフィニティ第二章」は6/29に初稿が完成しました。〆切は8月中旬、修正に一ヶ月あてるので、二週間ほど寝かせることができます。
この間に、いきなり書いてみることにします。この段階ではまだプロットはありません。ワーオ無謀!

私は基本的に「映像で見えたものを文字にする」タイプなので、思いついたところまで書いて、後から背景その他を肉付けする、行き当たりばったりでも書けなくはないのですが、10万字を超えるような長編はプロットや明確な着地点が欲しいので、書きつつそれが見えてこなければ全ボツにします。全ボツは滅多にないことですが、書いてみないとわかりません。
(ファンタジーものかきさんならおわかりいただけると思うのですが、後出しの妄想や設定を、いかにも「これは元からこうだったんですお(・ω・)」てな具合にねじ込むのは得意です)


と、全ボツ覚悟でカジュアルに書き始めましたが、モエンジンが回転してる(※妄想が創作意欲を刺激しているの意)と調子がいいです。予定していた期間に冒頭の約4万字(つんけんしていた主人公たちがデレるまで)をきりよく書くことができました。

これを起承転結の「起」とすると、全体で16万字。私は「起~承」が長く、「転」の盛り上がりの山がダラダラと続き、「結」を異常に短くしてしまう癖があるので(実際こうなりました。ぜひ製本版でお確かめの上、笑ってやって下さい。わかりやすく言うと、本文316P中、エピローグが8Pしかありません)、全体で15~16万字程度になるだろうと見通しを立てます。
(ちなみにこれ、プロットにもよるでしょうが、20万近くまで伸びるのであれば「起」の分量が足りませんし、10万で終わるとすれば「起」が長すぎます……というあたりの感触は慣れもあるかもしれませんが、まあそこは個人差もあるでしょう)


【出来上がりを妄想する(装丁・印刷所のふんわり決定)】
分厚い本はブロスさんにお願いすると決めています。検討の余地などありません。断固、ブロスさんです。
あえて理由を挙げるなら、「製本がきれい」「(料金表に載っていない)分厚い本が安い」「ダン箱がめっちゃ丈夫」「美弾紙ノヴェルス(厚いけど軽い)が使える」でしょうか。一言で言うと「好き」です。以上。
ごめんね!何の参考にもならなくて!
印刷所さんのフェアに合わせて適度な長さの原稿が用意できる(&頒布イベントがある)ほど器用じゃないし、こんな厚い本はそもそもフェアとかぶっちぎってますし。

ちなみに、ほどほどの厚みの本はちょこっとさん、コミックモールさん、スターブックスさんで刷ってます。装丁にあれこれしたいときはスタブさん、装丁と値段のバランスが取れてるのはモールさん(文庫本に栞としてつけてる名刺印刷がサービスなのも嬉しい)、値段を抑えたい売り切りの本はちょこっとさんかな。

ブロスさんは大イベント前に限り、早割で「オンデマンドセット二割引」のオプションが登場します。料金表にない(「以降○ページごとに○○円」というクラス)ページ数の本が二割引です。お察しください。ブロスさん大好きです愛してます。
まあそんなわけで、冬コミ、もしくは冬インテ合わせの二割引に突っ込んで、文フリ京都で発行というのが流れ的に最速でしょう。
冬の次の二割引は恐らく春コミ合わせ。春のテキレボに合わせるという手もありますが、書きたい気分のうちに書くほうが良いものができるので、冬に合わせることにしました。
(本音:文フリに落選したり落としたりしたら春に合わせればいいやん)
(結果として、文フリは先着で当選確定、テキレボ7は春開催ではなかったのでこの判断で正解でした)
(イベント参加予定がそこそこある、二割引オプションを使いたい、〆切がないと書けない、という三つの理由から私は「イベント=〆切ありき」の書き方をしていますが、書き上がってからでないとイベントに申し込めないタイプの方もいらっしゃいますね。〆切がなくても書ける、つまり書きたいことがある、ですから尊敬します……)


同時に、装丁を考えます。

・全体で15万字→私の文の密度だとおおよそ300ページ
(ちなみに、文字数→ページ数換算は過去の本で「ページあたり何文字入っているか」から文字の密度を算出した結果で、私の本だと75~80%くらいです。これを把握しておくと概算しやすいのでおすすめ)
・300ページの文庫サイズ同人誌→ならカバーがあった方が見栄えがするね
・カバーはPPがいるよね→私は断然マットPPが好・き・だ!→じゃあご予算的に箔押しはなしで
・マットPPのカバーを300Pの本に美しく巻ける自信がない→印刷所さんにお任せだ!
・帯はかけるのが面倒だから(コラ)できれば見本誌だけにしたい
(※後に、見栄えを重視して全部かけることに)
・人物紹介とか地図とか入れちゃう?それとも栞に印刷して封入?→保留
(※後に、ブロスさんがスピン製本オプションを始める→飛びつく)

などなど。

で、いろいろ考え方はあると思うのですが、私は「頒布金額×刷り部数>印刷費」であることを前提に、自分の中の相場を参照して頒価を決定します。
「文庫300P、フルカラーカバー」の本がこれくらいの値段だったら、値段が買う買わないのボーダーにはならんな、というアタリをつけてから、料金表を確認してweb見積りしてみます。
……うん、大丈夫です。赤は出ません。
赤は出ないけど、財布は死ぬ。ワンパン即死です。分厚い本だからしょうがないです。がんばって売りましょう。
(※ちなみに、もし赤が出れば、カバーを別の印刷所さんで刷って手巻き、と考えていました)


【絵描きさんへの依頼】
8月上旬にはカバーをかけることが決定していたので、イラストをお願いする絵描きさんを探し始めます。
(※こう書くと余裕ぶっこいてるように見えますが、当時は秋の本の〆切ブルーでぺちゃんこです)

〆切の時期が冬コミともろにかぶるので、早め早めに進めました。もちろん、自分の状態も読めませんので。早いに越したことはない!
今回はpixivで探し、Mayoさんとのご縁を得ました。

・水彩(風)
・海と空が重要な要素なので、人物+背景をお願いできる
・できれば同人誌作成経験がある

などのポイントを重視して、「水彩」「背景」などでワード検索→プロフや作品を拝見→依頼、という流れで進めました。

ちなみに、依頼時点では本文が仕上がっておらずタイトルも背幅も未定だったこと、小説が完成しないと出ない情報(あらすじなど)も多いことから、カバーのうち表紙側のイラストのみ依頼しました。
背表紙・裏表紙・折り返し(+表紙の文字乗せ)については自分で作業します。

依頼はしぶのメッセージ機能を使いました。

・一次創作の小説同人誌のフルカラーカバー用イラストを依頼したい旨
・納品希望サイズ、形式(フルカラーCMYK、350dpi、PSDもしくはPDF形式)
・宣伝のためにTwitter、pixivその他webでの公開、販促のための紙もの(お品書き、ペーパー類)への転載許可がいただきたい旨
・発行予定日、ざっくりした〆切
・冒頭部分の初稿4万字、世界・人物設定などテキストファイルでお渡し可能である旨
・お礼について(薄謝+献本一冊)

というような感じです。
Mayoさんは同人誌を作った経験はないとのことでしたが、サイズや形式の理解に問題がないようでしたので(って書くとめちゃめちゃ上から目線ですね……ごめんなさい……)お願いすることにしました。メアドを交換してそちらでのやりとりに移行します。
ラフをお願いするにあたってお渡ししたものは、

・小説冒頭
・世界観・人物設定
・カバーの全体イメージ、ざっくりしたイメージラフを数パターン(「ポーズ集 二人」などで検索して切り貼りしたイメージ)
・世界観や人物イメージなどを手持ちの写真集や画集からスクラップしたもの(Mayoさんの要望により作成)

の4種類です。
前述の通り、私は映像が見えるタイプなので、頭の中にははっきりとしたビジョンがあるのですが、それを伝える手段としてスクラップはすごく有効でしたし、自分のイメージを固めるのにも役立ちました。

ラフ→下絵→色イメージ→着色(納品)の4工程で、各段階でチェックを挟みつつ進めて頂きました。
着色がアナログ水彩ということもあり、色イメージのチェック後は基本的にリテイクなし、こちらでの加工は文字乗せのみという形です。

Mayoさんはレスポンスが早く、とてもスムーズにお話を進めることができました。〆切は12月中旬と伝えていたのですが、完成データを10月中旬にいただけるという超絶優良進行……Oh……すぎょい……えっ……まだ本文が……後半が……やばい……ぐふっ┏┛墓┗┓みたいなやつです……。
ご厚意で原寸データを頂戴しております。前垂れポスター作ります。見 て ね!!!
Mayoさん、本当に有難うございました!(※まだ入稿終わってません)

【9月~ プロット作成/作業再開】
8月中に秋発行の本2冊の入稿を終え、予定通り執筆を再開します。まずはざっくりとスケジュールを立てます。
印刷所さんの〆切はまだ出ていませんが、例年通りだとクリスマス頃。
全体で15~16万字想定、書き上がっている冒頭4万字があるので、残りは11、2万。予期せぬトラブルなども視野に入れて、ややゆるめに、おおよそ1万字/週をノルマに設定しました。
11月をまるまる寝かせ期間にするべく(九州遠征もあるし、あわよくば実家でのんびりしたいし、当然バッファも含んでます)、9~10月の9週間で約12万字、10月末までに初稿を上げる感じですね。
(ざっくりなのは、予定を上回るスピードで作業が進められると達・成・感★→モチベ上がる→予定より早く初稿が上がるかも! という頭の悪い報酬系イケイケドンドンを期待しているからです。要するに性格がガバガバなのです。ストイックな方はキッチリしたノルマを設定するとよいと思います……)

プロットは、大昔にネットの海から拾ってきた「プロットの立て方講座」的な資料を(自分なりに改変してワード形式で保存してある)印字して使っています。起承転結をA4用紙3枚にまとめたもので、余白にボールペンでざかざか書いていきます。誤字脱字、修正するときも消しません。(最終的にはぐちゃぐちゃになりますが、自分で読めるぐちゃぐちゃなので気にしない)
今回はプロットのない段階で書いた分があるので、それを起~承とし、展開と着地点を決定していきます。
(↓序盤プロットです。「頑張れば読める」感じにしていますが、当然ネタバレを含みますので、気にされる方はスルーしてください)
プロット

今回に限らず、ほとんどが「書きたいシーン」(たとえば主人公が竜で空飛んでるシーンだとか、王子とイチャイチャしているところとか)を箇条書きにして、「なんでこうなったか」と真ん中を埋めていく方式です。
最初の4万字に登場した設定の裏付けや発展、登場人物たちの背景から「転」「結」をふんわり決め(人間関係や困った状況がどう好転するか、みたいな)、ある程度虫食いのままで書き始めます。
(行き詰まったらプロットに戻り、執筆した分をプロットに当てはめ、動機付けや説明が弱い部分の描写を足し、展開を微修正します)(以下繰り返し)

余白や紙の裏には人物設定(名前、髪と眼の色、年齢など)をメモっておきます。どうしてかというと、ポメラ(DM100)で開けるファイルには文字数の上限があるので、長編の執筆の場合、一つの作品を書き上げるまでに複数のファイルを作ることになります。ポメラはPCより操作性・検索性が劣るので、一覧を作ると後々自分が助かるのです。特にモブとか国の名前。特にモブとか国の名前。(二回言った)
(ちなみに、これで探しきれないときは「☆国」などの印をつけておいて、PCでの修正作業に移ってから手を入れます。時間が勿体ないので)
(同様に、突然「実は○○は○○だったのだ!」とならないよう、「★最初に会った時に伏線張っとく」みたいな無茶ぶりもします。未来の自分に丸投げです)


【トラブル発生】
・9月下旬~10月上旬:娘、突発性発疹。
・イベント前後のポワポワ
・10月下旬~11月上旬:娘の風邪→うつる。
・11月上旬:九州遠征の間、ギリギリ耐えた風邪がバーンして寝込む。長引いて治りきる前に新しい風邪をひく→娘にうつる。

ダイジョーブ ゼンブ ソウテイナイ ダヨ ダカラ 11ガツハ ばっふぁ ダッテ ユッタジャーン ヘイキ ヘイキ ソウテイナイ ダカラ とらぶる ナンテ イエナイヨ???(・ω・)

(※11月12日に初稿が完成しました。16万9千字)


【修正】
ここからはPC作業です。たくさんあるテキストファイルをPCで一つにまとめて印字→修正していきます。
「印字して、読んで赤を入れて、データを修正する」一周あたり一週間をあてています。
ちなみに使用ソフトは一太郎です。

・一周目:横書きのままプリントアウトして赤入れ→データを入稿時の体裁に変更して修正。章立てし、最低限の見た目を整え、ルビや傍点を振る。「ような」「ように」「という」を赤字に置換。(つい書いてしまいがちなやつです。置換できないのですが、関西人なので副詞、擬音、擬態語系もめっちゃ多いです←こういうやつだ)(それから、曖昧な表現、主観表現ですね。「~の方」とか「少し」「かなり」みたいなやつ。大嫌いなので地の文のは見つけ次第やっつけたい)(一人称か三人称・人物視点でしか書かないので、多少の主観表現は残しますが)

(↓同じく若干ネタバレの初稿&修正画像です)
一周目

・二周目:文庫体裁・4P分を1枚に縮小してプリントアウト。赤字部分(「ような」「ように」「という」)が頻発している箇所の言い換え、熟語の用法など、辞書(物理)片手にチェック→修正。

ここで発生するのが、修正時における最大の難関「縦書きの呪い」です。横書きではそれほど悪くないように見えた文章の密度がスカスカに思えて、紙が真っ赤になって作業が進みません。当然気分も落ちてきます。ツイッターで言うなら「にゃーん」です。
(ので、私はここでの多少の遅れは許容しています)
一太郎の校正機能でチェックし、引っかかった部分を修正、プリントアウト。
たいてい、この段階でページ数を確定させます。

(↓1周目と大体同じ部分です。これは全然ましな方で、ひどい部分は読めないくらい真っ赤になります)
二周目

・三周目:後ろから読む。赤入れ→修正後、一太郎の校正(以下同文)
以降、満足するか(したことないけど)、時間切れまで繰り返します。最低4回は見直したいところ。奇数回は後ろから読みます。

チェックに使うのはジェットストリーム(三色ボールペン)一本です。本文修正は赤字、ルビや漢字を開いたり閉じたり、用語の意味を確認する等は青字。

〆切が迫ってきて、それなのにクオリティが上がらなくて、毎度〆切ブルーでひーひー言ってますが、お取り寄せの甘いものやお寿司や牛肉を適宜投入し、〆切後に温泉旅行の予約なぞ入れて生き延びます。
ツイッターで構ってちゃん(「ふぁぼの数だけお気に入りの一文を挙げる」)することもあります。しました。


【ふと思い立って作ったアンケート】


私は「いらない」寄りの「どっちでもいい」派です。
「読み返すときに欲しい」とリプライを頂き、それもそうか……と思って、目次と、ノンブル横に章タイトルを入れることが決定しました。
これまでは長編だろうが短編集だろうが、目次は無愛想で、ノンブルには文字通り数字だけだったので、初めての試みだったりします。


【細々したページを作る】
ページ数が確定すると背幅も決まりますから、表紙とカバーを先に仕上げます。
表紙については早くから(逃避がてら)ざっくり作っていたものがあるので、細部を整えて終了。カバー下なのでシンプルです。フレーム(シルエット)デザインさんは神。

今回は商業本ライクの文庫本を目指しているので、カバーの折り返し部分に登場人物紹介を入れ、扉ページ、目次、世界地図(https://inkarnate.com/)を作成します。
こういう本文以外のページが充実してくるとアガりますねー。
その他部分

同時に、早々とイベント当日のブースレイアウトを決め、POP類も作っていきます。
オビやポスターも作業を始めます。ラフを描いたり、実際にいじってみたり。
作業中にTwitter用宣材も作ります。適宜放流して反応をいただけるとほっとするやつ。
書店委託の申請やカクヨムでの先行連載の準備(投稿予約)もしなきゃなー、みたいな感じです。ふんわり。
(ふんわりですがこういう細かいことは思いついたら即、作業月のtodoリストに加えておくのが重要


【入稿!】
現在、チェック5周目を走っています。
22日が〆切なので、前日に入稿します!予定!\(^o^)/
(万一、データチェックが通らなくても差し替え分が〆切に間に合うように)
来月、無事京都でお披露目できますように!


……という具合です!
参考になりましたでしょうか!「ざっくり」とか「ふんわり」とか「ゆるっと」ばかりで、正直、まったく参考にはならないと思うけど、へーって思ってもらえたら成功かな!泣いてないよ!
もし何か突っ込んで訊いてみたいことなどありましたら、お声がけください。答えられることには答えます。

というかですね、発端から入稿まで半年かかってるわけで、書き下ろし長編だから(途中、他の本の作業もしたし)こんなもんかなーとは思うのですが、おばちゃんには瞬発力と体力と咄嗟に大金を捻出できる財布がないのが痛い……。
作品の質に自信を持つのは良いことだし、同人であってもそうあればいいと思うけど、スケジュール消化能力には自信がありません。主に体力面で。
そのあたりを加味した計画を立てることと、遅れが出たときにどうリカバーするかが重要じゃないかと思います。
徹夜してガンガン書ける方はそれを見込んでもいいんですけど、私は寝ないと無理なので。そこはもう環境含めた個人差ですので、正解はありません。


【宣伝】
長々書きましたが、来年1月22日発行予定「双つ海に炎を奏で」(文庫判320P/フルカラーカバー、スピン付き/予価1000円/自家通販、書店委託予定)どうぞよろしくね!
全年齢ですが、そこそこ甘いシーンはあるよ\(^o^)/
・文フリ京都webカタログ
お気に入り部分抜粋(モーメント)

小説のキャッチコピーは「政略結婚から始まる恋愛ファンタジー」、普段よりはかなり甘めの(ほんとだよ!)男女恋愛もの少女小説ですが、恋愛が主軸じゃない……というか、くっつくのは予定調和というか、くっついてからが本番だけど別に当て馬もかませ犬も出ません……えっとえっと。(崩壊してゆくアイデンティティ)

双子の女の子が竜に乗って空を飛んだり、扉を蹴破ったり、悪い魔法使いをぶん殴ったり、王子様と政略結婚したり、もだもだうだうだしながらも一歩ずつ手探りで進んでいくお話です!


(わかる人にしかわからない喩えですいません)

カフェイベント #ここすと に参加します

浜松市のアートサイドカフェ・ココモさんで開催される同人誌ブックカフェイベント、「第1回ここすと」に「ヴェイパートレイル」「ホクスポクス」を置いていただくことになりました。

【開催概要】
「ここすと」は、オリジナルの本を集めた期間限定ブックカフェイベントです。
創作作家さんたちが描く物語をココモでゆっくり楽しむことができます。
その場で購入はもちろん、カフェなので飲んだり食べたりしながら読むこともできます。
(サイトより抜粋)

【開催期間・営業時間】
2018年1月9日~1月21日 ⇒1/28まで延長決定!(1/20追記)
(火~土曜:10:00~19:00 日曜:10:00~17:00 月曜定休)

1/23~2/5まで、通販の受付もあるそうです。現地へ行けない方も、どうぞよろしくお願いいたします。
詳しくはココモさんのアナウンスをお待ちください。(1/20追記)

ここすと

「ヴェイパートレイル」 文庫判90P/400円
空と宇宙をテーマにしたSF・ファンタジー短編集。
モラトリアムな少年少女がヴァイオリンを奏でる「いざよいの夏」、葬儀センター勤務のアンドロイドと猫型ペットロボットの死を描く「ピートの葬送」、軍属の複葉機乗りと曲芸飛行機乗りの交差「雲曳きの配達人」、そして空飛ぶクジラとペンギンがフロンティアを目指す「宇宙船クジラ号」の4作を収録。
試し読み(pixiv)⇒「雲曳きの配達人」(全文)

「ホクスポクス」 文庫判112P/550円
あなたとわたしの関係性を描いたSF・ファンタジー短編集。
同盟国から人質としてやって来た薔薇姫と庭師、綱渡りのような共犯者たち、カッコいい宇宙船乗りの叔父さんと僕、未来を視る魔女とサイボーグ青年、氷の魔女と救国の勇者(仮)、などなど、やや恋愛色強めの9作を収録。
収録作についてのツイートをツイッターモーメントに纏めました→https://twitter.com/i/moments/901262561454116864
表紙の偏光PPがすごくキレイなので、ぜひお手に取ってキラキラしてください。
試し読み(pixiv)⇒「おやすみのキスを」(全文)

※どちらも委託価格です。ココモさんのサイトに掲載されている宣伝画像(イベント頒布価格)から変更がありますのでお気をつけください※

私も13日か14日のどちらか、お店にお邪魔しようと思っています。
お近くの方はどうぞよろしくお願いいたします。