創作の記事 (1/25)

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2017年の総括

無事、冬の本の入稿も終え、イベント関連の金銭・本のやりとりも一段落しましたので、2017年の総括&ふんわりした2018年の抱負なぞ、記録に残しておきます。

【参加イベント/新刊・増刷・再版】
1/22 文学フリマ京都(「インフィニティ第一章」発行 →レポート(42冊頒布)
2/12 静岡文学マルシェ(「ポッケ」発行 →レポート(36冊頒布)
3/19 花鳥風月(委託)(7冊頒布)
4/1 Text-Revolutions(「Escort!」発行、「エフェメラのさかな」増刷 →レポート(80冊頒布)
5/14 関西コミティア(「ヴェイパートレイル」増刷 →レポート(23冊頒布)
7/19 みちのくコミティア(委託)(ドボン!!!)
8/26 尼崎文学だらけ(委託 →レポート(20冊頒布)
9/18 文フリ大阪(「インフィニティ第二章」「ホクスポクス」発行 →レポート(42冊頒布)
10/8 名古屋コミティア(「魔法使いは飛行機械の夢を見るか?」再版 →レポート(20冊頒布)
10/28 Text-Revolutions(委託 →レポート(31冊頒布)
11/5 Collage Event Ade(22冊頒布)
11/3 zine展inBeppu(委託)(12冊頒布)
11/5 北海道コミティア(委託 →3イベントまとめてのレポート(3冊頒布)

※数字オープンにしようぜの流れに乗っかって、頒布数(無配、委託除く)のみ記載しました。日和って背景色での記載ですので、ご興味ある方は反転して下さい。いにしえの技をこんなところで使うことになろうとは_(:3 」∠)_

直参7回、委託6回、計13回のイベント参加で、同人誌の発行は新刊5種、増刷/再版3種。ひえー我がことながらきもい。
イベントを重ねるデメリットは事務処理と宣伝がごっちゃになることに尽きます。
梱包や納品書作成などの事務作業はさほど苦手分野ではないのですが、来年はもう少し考えたいです。
というのも、来年発行予定の本はどれも長編なので(単巻完結のものもありますが)、委託参加では手にとられにくいのでは、と思うんですよね。

さておき、文フリガイド10号に「プリズム」を推薦いただき、関西コミティアのパンフレット(ティアズマガジンかんさい)には「エフェメラのさかな」の感想掲載、「凱歌」「ヴェイパートレイル」をクロスピックアップ小説のコーナーで取り上げていただくなど、貴重な経験をしました。有り難うございます。春秋両方載ったのすごい!(自分でアゲていくスタイル)


年間を通じての頒布冊数も2016年に比べて3割増となり、イベントに頻繁に参加している(イベント参加費2割増、送料や交通費は考慮せず)結果はついてきたかなという感じです。
ツイッターにも流したのですが、テキレボ以外はどのイベントも年1回の参加で、もしかするとそれが頒布数増の一因かもしれません。直参しているのは関西のイベントが多いですが、大阪と京都、文フリとコミティアで違う方が来て下さるのでは、ということですね(もちろん常連さんもいらっしゃると思います。ありがとうございます)。遠征は機会を狙ってくださったこともあるかもしれません。

ただ、今年は「インフィニティ」の他は短編集(お値段的にも手に取りやすい?)ばかり作っていたこともあって、数が出たのかなあという気もします。
個人的には長いものも読んで頂きたいと思っていて、長編はそこそこ長く(3~5年かけて)売るつもりでいますので、よろしければお手に取ってみてください。


この名義での創作活動も5年めとなりました。
常連さんに「新刊待ってたで」と仰っていただけるようなものを発行することはもちろんですが、ご新規さんへのアピールも引き続き続けていきたいです。
……というためには、やはり「好きなものを好きなように書く」のが一番だと思っています。傲慢かもしれませんが、世の中のニーズや流行に応えられる器用さを持ち合わせてないので、やれるようにやった結果が、どこかの誰かのアンテナに引っかかれば嬉しいなと思います。
この「やれるようにやる」というのは「俺様についてこられるやつはいるかァ~~!?オラオラ」ではもちろんなくて、「どうやっても滲んでまうんですわ……」という何やかんやを詰め込んだ作品を書くことですよ、念のため。
(前に「好きなものを好きだと伝わるように表現する」ことについてプロの方のツイートをRTしましたが、RTした時点でこの文章を書いていたので、フムフムと思ったものです)


だって私、べつにこれといって特徴のある作風じゃないですし。
尖ったところがないし、里芋で亀作ったでーとか、胡瓜で龍作りましたねん、とかもできませんから、例えば隠し包丁入れるとか、アクを丁寧めに掬うとか、寒い日におかんの豚汁はいかがですかとか、生姜焼きにポテサラつけときましたよとか、そんな方面で完成度を上げていくしかないんです。包丁研いどきました、とかね。
……というのは自覚してるし、今和食の気分じゃないんだわ、という方にはおすすめできないのも当然で、そのあたりは地道にコツコツとやるしかないです。
対面なら「洋食も中華もエスニックもよろしいですけど、うちはおかんごはんなんですわ、肉じゃがお好きです?糸こん入れる派です?」などと舌先ムニャムニャ……もといお話して「口の中醤油みりん味になってきたわ」みたいなこともできるんですが。

えーと、何の話でしたっけ。


【アンソロジー・合同誌等参加】
・はなふるこよみ(テキレボ公式アンソロジー「嘘」)
・鋼鉄/蜜月/明星(スクエニプチオンリーラリー冊子)
・キャラクターカタログ2掌編(※タイトルがなかった!長編「インフィニティ」主人公のお話)
・三.二秒のブランク(テキレボ公式アンソロジー「祭」)
・女王陛下の製図室(アンソロジー「べんぜんかん」)
・末裔(アンソロジー「心にいつも竜を」)
・月のトリカラの人(「文芸アンソロジー トリカラ」)
・ひかりあそび/銀河ステーション(手のひら小説アンソロジー「colors」)

公募アンソロジーへの参加は控えると去年の総括で書きましたが、抽選制だった「べんぜんかん」に軽い気持ちで手を挙げたら見事当選、そのほか非公募の「心にいつも竜を」「文芸アンソロジー トリカラ」にお招きいただいて、秋発行の本にあちこち顔を出すことになりました。
しつこいようですが、このアンソロジー3作ではすべてトップバッターをつとめております。それぞれ作風は違えど、求められる役割はこなせたかなあと思っていますので、機会がございましたらお手にとっていただけると嬉しいです。(ここドラとトリカラは京都でお預かりしますよー)

来年も公募への挙手は控えめにしようと思っています。長編「インフィニティ」を完結に向けて進めたいのと、そろそろジョーとマリのシリーズ本編を爆誕&完結させたいので。
お声がけいただいている件に関しては喜んでワッショイ全力投球しますので、主催さんの発表を待って告知協力などしてゆく所存です。お見かけの際はどうぞよろしくお願いいたします。


【そのほか作ったもの】
・イベント配布用フリーペーパー(1/22、2/12、5/14)
・300字SSポストカード4種
・サークル情報ペーパー(4/1)
・折本「Morning Glory」「ソーダ水の午後」「夜汽車のあと」
・封筒(折本セット配布用)、シール
・長編「双つ海に炎を奏で」告知フライヤー(9/18~11/5)


【執筆量】
執筆量
合計37万……多いのか少ないのか微妙なとこです( ´_ゝ`)
10万字超えの長編を二冊発行したので、去年よりはだいぶ増えました。
例によって、書きっぱなしのついのべ(大した量ではないはず)と、来年発行の本(約17万)は計算に入っていません。
ある程度執筆の時間が確保できるようになりました。ポメラさまさまですし、娘が人間になりつつあるゆえです。人間しゅごい。
来年はどうなるかなー(遠くを見る)


【来年の予定】
イベント参加は、
1/9~21 第一回ここすと(委託)
1/21 文学フリマ京都
3/25 名古屋コミティア
5/6 花鳥風月(委託)
5/20 関西コミティア
6/10 静岡文学マルシェ
6/17 北海道コミティア(委託)
7/16 Text-Revolutions

……という具合で予定しています。(各地のコミティアは申込みを済ませていますので恐らく参加できるかと思います)
日程次第ですが文フリ大阪も直参したいです。秋の名ティアも。
Adeは委託があれば参加したいです。時期的・お財布的に、12月のは直参できそう?とも思うのですけど(福岡往復なら飛行機は豊富)冬のおげんこうがあばばってる時期なので保留です。すごい楽しかったからまた行きたい!
zine展は、今年のように手製本やエッセイ、純文が強めならのっとふぉーみーなんです。申し込みたいけど、出す本が今年と大差ないのでどうかなあ。悩ましいです。
というか、ここまででもう、来年の予定が全部埋まったんじゃ?(・∀・)

執筆に関しては、最初にちらっと触れましたが、来年も主に長編を書くぞ、というつもりでいます。ちなみに去年も同じこと言った!
1月、文フリ京都では読み切り長編「双つ海に炎を奏で」を発行予定、7月のテキレボ7には長編「インフィニティ」第三章を持って行きたいと考えています。
(そして翌年1月の京都で「インフィニティ」を完結……というのは鬼が笑うどころではないですけども、スケジュール的な予定としてムニャムニャ)
ジョーとマリのまとまった話はその後になるかと思います。突発的に何かが降りてきたらこの限りではありませんが。
当然ながら、何かがブワッと燃え上がって、予期せぬ新刊が生えている可能性はゼロではありません。

短いものは、テキレボの公式アンソロやポストカードラリー、イベント配布のフリーペーパー、毎月の300字SS企画、ヘキライなど、書けるときに書いていくスタイルで続けていくつもりです。(たまったらまとめる気まんまん)


【というわけで】
そんなこんなで、何となくイベント参加予定が決まりつつあるのですが、〆切ブルーだとかイベント前ブルーだとか言いつつも、ゆったりやっていきたいです。
たぶん、テキレボが1回しかないんで、テキレボ近郊の人はゆっくりペースになると思うんですよ(わりとまがお)。必然的に影響されてゆっくりになるのかなー、とか。とかとか。

インプット・アウトプットを充実させるのはもちろんのこと、電子書籍化も考えたいです。こちらは完売本から……となるかと思いますが、電書化で新たな層に届くことを期待するというよりは、電書版のほうが読みやすい方に向けて、です。
私は紙本のほうが読みやすいと思うのですが、同じように電書のほうが読みやすいと感じる方もいらっしゃるだろうし、電書版なら読み上げや、拡大機能にも対応できますから。(これも、広い意味では「電書化で新たな層に届くことを期待」に含まれるのかもしれませんが、気持ち的には「置いとくので適当にどうぞ」って感じですかね……。売上げはあれば嬉しいけど、期待はしていません)
自分ではあまり同人誌の電子書籍を読まないし、初めてのことなので、環境を整えつつゆっくり作業します。


入稿を終え、抱えている原稿を全部手放したので、2月いっぱいくらいまで〆切のない国ガンダーラに移住します。
温泉行くー!でーぶいでーを見るー!撮りためたアニメを見るー!積ん読を崩すー!\(^o^)/

来年1月、新刊と委託アンソロを持って京都に参りますので、ご挨拶できますと幸いです。お会いできそうな方もそうでない方も、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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長編小説のメイキング(創作Advent Calendar 2017)

こんにちは。創作Advent Calendar 2017 12/19担当の凪野基と申します。
ファンタジーとかSFとか、理屈をこねこねする感じの小説を書いています。ついのべや300字SSも書きますが、どちらかというと中~長編が得意。
最近は液晶画面に目がついていかないのでオフライン活動がメインで、オンラインでの活動は広報主体に、掌編の掲載とバックアップ的な位置づけです。
創作小説歴は、そろばんノートに鉛筆で手書きしてた頃を含めると……四半世紀になることに気づいてへんな汗が出ました……わーお。


さて、今回は「長編小説のメイキング」ということで、現在作業中の長編ファンタジー「双つ海に炎を奏で」の執筆について、発端~入稿までの進め方を記事にしました。9000字あります。長いです。
技術的なことには触れていませんのでご承知おきください。

そして、私はこうやってるよ、というあくまでn=1の話ですので、参考程度にご覧下さい。やり方は人の数だけあって、私はあなたではないのです。ここ重要。
でもって、言うまでもなくド直球のダイマ記事なんで、よろしければ実物も読んでやってください\(^o^)/


【工程表】
工程表
工程表です。この辺の作業スケジュール管理はわりと得意なのと、そもそもスケジュールがざっくりなので、実際は工程表は作りません。
後述しますが、〆切ありきの逆算方法で、週単位で進捗を予定/管理することが多いです。

〆切の前日に入稿

書き上がってからの修正、微調整:約一ヶ月(ここを長く取ればクオリティが上がると思っていた時期もありましたが、〆切ブルーが重く長くなるだけでした)

初稿を寝かせる:二週間~一ヶ月

執筆:入稿日の二ヶ月前までに初稿が上がるよう週ノルマを設定


【発端】
これです↓


当時、9月発行予定の長編(インフィニティ)の初稿を執筆中でしたが、集中力が途切れかけてきたところへ、横から新規妄想が割り込んできたというわけです。

伝えたいテーマがある!
読んで欲しい物語がある!
だから書くのだ!

みたいな志でなくてすいません。基本、燃えと萌えと妄想の自給自足です。
他にあればそれを摂取するよ!よその畑のお野菜の方が断然おいしいもん!もぐもぐ!!


【何となく書いてみる】
作業途中だった「インフィニティ第二章」は6/29に初稿が完成しました。〆切は8月中旬、修正に一ヶ月あてるので、二週間ほど寝かせることができます。
この間に、いきなり書いてみることにします。この段階ではまだプロットはありません。ワーオ無謀!

私は基本的に「映像で見えたものを文字にする」タイプなので、思いついたところまで書いて、後から背景その他を肉付けする、行き当たりばったりでも書けなくはないのですが、10万字を超えるような長編はプロットや明確な着地点が欲しいので、書きつつそれが見えてこなければ全ボツにします。全ボツは滅多にないことですが、書いてみないとわかりません。
(ファンタジーものかきさんならおわかりいただけると思うのですが、後出しの妄想や設定を、いかにも「これは元からこうだったんですお(・ω・)」てな具合にねじ込むのは得意です)


と、全ボツ覚悟でカジュアルに書き始めましたが、モエンジンが回転してる(※妄想が創作意欲を刺激しているの意)と調子がいいです。予定していた期間に冒頭の約4万字(つんけんしていた主人公たちがデレるまで)をきりよく書くことができました。

これを起承転結の「起」とすると、全体で16万字。私は「起~承」が長く、「転」の盛り上がりの山がダラダラと続き、「結」を異常に短くしてしまう癖があるので(実際こうなりました。ぜひ製本版でお確かめの上、笑ってやって下さい。わかりやすく言うと、本文316P中、エピローグが8Pしかありません)、全体で15~16万字程度になるだろうと見通しを立てます。
(ちなみにこれ、プロットにもよるでしょうが、20万近くまで伸びるのであれば「起」の分量が足りませんし、10万で終わるとすれば「起」が長すぎます……というあたりの感触は慣れもあるかもしれませんが、まあそこは個人差もあるでしょう)


【出来上がりを妄想する(装丁・印刷所のふんわり決定)】
分厚い本はブロスさんにお願いすると決めています。検討の余地などありません。断固、ブロスさんです。
あえて理由を挙げるなら、「製本がきれい」「(料金表に載っていない)分厚い本が安い」「ダン箱がめっちゃ丈夫」「美弾紙ノヴェルス(厚いけど軽い)が使える」でしょうか。一言で言うと「好き」です。以上。
ごめんね!何の参考にもならなくて!
印刷所さんのフェアに合わせて適度な長さの原稿が用意できる(&頒布イベントがある)ほど器用じゃないし、こんな厚い本はそもそもフェアとかぶっちぎってますし。

ちなみに、ほどほどの厚みの本はちょこっとさん、コミックモールさん、スターブックスさんで刷ってます。装丁にあれこれしたいときはスタブさん、装丁と値段のバランスが取れてるのはモールさん(文庫本に栞としてつけてる名刺印刷がサービスなのも嬉しい)、値段を抑えたい売り切りの本はちょこっとさんかな。

ブロスさんは大イベント前に限り、早割で「オンデマンドセット二割引」のオプションが登場します。料金表にない(「以降○ページごとに○○円」というクラス)ページ数の本が二割引です。お察しください。ブロスさん大好きです愛してます。
まあそんなわけで、冬コミ、もしくは冬インテ合わせの二割引に突っ込んで、文フリ京都で発行というのが流れ的に最速でしょう。
冬の次の二割引は恐らく春コミ合わせ。春のテキレボに合わせるという手もありますが、書きたい気分のうちに書くほうが良いものができるので、冬に合わせることにしました。
(本音:文フリに落選したり落としたりしたら春に合わせればいいやん)
(結果として、文フリは先着で当選確定、テキレボ7は春開催ではなかったのでこの判断で正解でした)
(イベント参加予定がそこそこある、二割引オプションを使いたい、〆切がないと書けない、という三つの理由から私は「イベント=〆切ありき」の書き方をしていますが、書き上がってからでないとイベントに申し込めないタイプの方もいらっしゃいますね。〆切がなくても書ける、つまり書きたいことがある、ですから尊敬します……)


同時に、装丁を考えます。

・全体で15万字→私の文の密度だとおおよそ300ページ
(ちなみに、文字数→ページ数換算は過去の本で「ページあたり何文字入っているか」から文字の密度を算出した結果で、私の本だと75~80%くらいです。これを把握しておくと概算しやすいのでおすすめ)
・300ページの文庫サイズ同人誌→ならカバーがあった方が見栄えがするね
・カバーはPPがいるよね→私は断然マットPPが好・き・だ!→じゃあご予算的に箔押しはなしで
・マットPPのカバーを300Pの本に美しく巻ける自信がない→印刷所さんにお任せだ!
・帯はかけるのが面倒だから(コラ)できれば見本誌だけにしたい
(※後に、見栄えを重視して全部かけることに)
・人物紹介とか地図とか入れちゃう?それとも栞に印刷して封入?→保留
(※後に、ブロスさんがスピン製本オプションを始める→飛びつく)

などなど。

で、いろいろ考え方はあると思うのですが、私は「頒布金額×刷り部数>印刷費」であることを前提に、自分の中の相場を参照して頒価を決定します。
「文庫300P、フルカラーカバー」の本がこれくらいの値段だったら、値段が買う買わないのボーダーにはならんな、というアタリをつけてから、料金表を確認してweb見積りしてみます。
……うん、大丈夫です。赤は出ません。
赤は出ないけど、財布は死ぬ。ワンパン即死です。分厚い本だからしょうがないです。がんばって売りましょう。
(※ちなみに、もし赤が出れば、カバーを別の印刷所さんで刷って手巻き、と考えていました)


【絵描きさんへの依頼】
8月上旬にはカバーをかけることが決定していたので、イラストをお願いする絵描きさんを探し始めます。
(※こう書くと余裕ぶっこいてるように見えますが、当時は秋の本の〆切ブルーでぺちゃんこです)

〆切の時期が冬コミともろにかぶるので、早め早めに進めました。もちろん、自分の状態も読めませんので。早いに越したことはない!
今回はpixivで探し、Mayoさんとのご縁を得ました。

・水彩(風)
・海と空が重要な要素なので、人物+背景をお願いできる
・できれば同人誌作成経験がある

などのポイントを重視して、「水彩」「背景」などでワード検索→プロフや作品を拝見→依頼、という流れで進めました。

ちなみに、依頼時点では本文が仕上がっておらずタイトルも背幅も未定だったこと、小説が完成しないと出ない情報(あらすじなど)も多いことから、カバーのうち表紙側のイラストのみ依頼しました。
背表紙・裏表紙・折り返し(+表紙の文字乗せ)については自分で作業します。

依頼はしぶのメッセージ機能を使いました。

・一次創作の小説同人誌のフルカラーカバー用イラストを依頼したい旨
・納品希望サイズ、形式(フルカラーCMYK、350dpi、PSDもしくはPDF形式)
・宣伝のためにTwitter、pixivその他webでの公開、販促のための紙もの(お品書き、ペーパー類)への転載許可がいただきたい旨
・発行予定日、ざっくりした〆切
・冒頭部分の初稿4万字、世界・人物設定などテキストファイルでお渡し可能である旨
・お礼について(薄謝+献本一冊)

というような感じです。
Mayoさんは同人誌を作った経験はないとのことでしたが、サイズや形式の理解に問題がないようでしたので(って書くとめちゃめちゃ上から目線ですね……ごめんなさい……)お願いすることにしました。メアドを交換してそちらでのやりとりに移行します。
ラフをお願いするにあたってお渡ししたものは、

・小説冒頭
・世界観・人物設定
・カバーの全体イメージ、ざっくりしたイメージラフを数パターン(「ポーズ集 二人」などで検索して切り貼りしたイメージ)
・世界観や人物イメージなどを手持ちの写真集や画集からスクラップしたもの(Mayoさんの要望により作成)

の4種類です。
前述の通り、私は映像が見えるタイプなので、頭の中にははっきりとしたビジョンがあるのですが、それを伝える手段としてスクラップはすごく有効でしたし、自分のイメージを固めるのにも役立ちました。

ラフ→下絵→色イメージ→着色(納品)の4工程で、各段階でチェックを挟みつつ進めて頂きました。
着色がアナログ水彩ということもあり、色イメージのチェック後は基本的にリテイクなし、こちらでの加工は文字乗せのみという形です。

Mayoさんはレスポンスが早く、とてもスムーズにお話を進めることができました。〆切は12月中旬と伝えていたのですが、完成データを10月中旬にいただけるという超絶優良進行……Oh……すぎょい……えっ……まだ本文が……後半が……やばい……ぐふっ┏┛墓┗┓みたいなやつです……。
ご厚意で原寸データを頂戴しております。前垂れポスター作ります。見 て ね!!!
Mayoさん、本当に有難うございました!(※まだ入稿終わってません)

【9月~ プロット作成/作業再開】
8月中に秋発行の本2冊の入稿を終え、予定通り執筆を再開します。まずはざっくりとスケジュールを立てます。
印刷所さんの〆切はまだ出ていませんが、例年通りだとクリスマス頃。
全体で15~16万字想定、書き上がっている冒頭4万字があるので、残りは11、2万。予期せぬトラブルなども視野に入れて、ややゆるめに、おおよそ1万字/週をノルマに設定しました。
11月をまるまる寝かせ期間にするべく(九州遠征もあるし、あわよくば実家でのんびりしたいし、当然バッファも含んでます)、9~10月の9週間で約12万字、10月末までに初稿を上げる感じですね。
(ざっくりなのは、予定を上回るスピードで作業が進められると達・成・感★→モチベ上がる→予定より早く初稿が上がるかも! という頭の悪い報酬系イケイケドンドンを期待しているからです。要するに性格がガバガバなのです。ストイックな方はキッチリしたノルマを設定するとよいと思います……)

プロットは、大昔にネットの海から拾ってきた「プロットの立て方講座」的な資料を(自分なりに改変してワード形式で保存してある)印字して使っています。起承転結をA4用紙3枚にまとめたもので、余白にボールペンでざかざか書いていきます。誤字脱字、修正するときも消しません。(最終的にはぐちゃぐちゃになりますが、自分で読めるぐちゃぐちゃなので気にしない)
今回はプロットのない段階で書いた分があるので、それを起~承とし、展開と着地点を決定していきます。
(↓序盤プロットです。「頑張れば読める」感じにしていますが、当然ネタバレを含みますので、気にされる方はスルーしてください)
プロット

今回に限らず、ほとんどが「書きたいシーン」(たとえば主人公が竜で空飛んでるシーンだとか、王子とイチャイチャしているところとか)を箇条書きにして、「なんでこうなったか」と真ん中を埋めていく方式です。
最初の4万字に登場した設定の裏付けや発展、登場人物たちの背景から「転」「結」をふんわり決め(人間関係や困った状況がどう好転するか、みたいな)、ある程度虫食いのままで書き始めます。
(行き詰まったらプロットに戻り、執筆した分をプロットに当てはめ、動機付けや説明が弱い部分の描写を足し、展開を微修正します)(以下繰り返し)

余白や紙の裏には人物設定(名前、髪と眼の色、年齢など)をメモっておきます。どうしてかというと、ポメラ(DM100)で開けるファイルには文字数の上限があるので、長編の執筆の場合、一つの作品を書き上げるまでに複数のファイルを作ることになります。ポメラはPCより操作性・検索性が劣るので、一覧を作ると後々自分が助かるのです。特にモブとか国の名前。特にモブとか国の名前。(二回言った)
(ちなみに、これで探しきれないときは「☆国」などの印をつけておいて、PCでの修正作業に移ってから手を入れます。時間が勿体ないので)
(同様に、突然「実は○○は○○だったのだ!」とならないよう、「★最初に会った時に伏線張っとく」みたいな無茶ぶりもします。未来の自分に丸投げです)


【トラブル発生】
・9月下旬~10月上旬:娘、突発性発疹。
・イベント前後のポワポワ
・10月下旬~11月上旬:娘の風邪→うつる。
・11月上旬:九州遠征の間、ギリギリ耐えた風邪がバーンして寝込む。長引いて治りきる前に新しい風邪をひく→娘にうつる。

ダイジョーブ ゼンブ ソウテイナイ ダヨ ダカラ 11ガツハ ばっふぁ ダッテ ユッタジャーン ヘイキ ヘイキ ソウテイナイ ダカラ とらぶる ナンテ イエナイヨ???(・ω・)

(※11月12日に初稿が完成しました。16万9千字)


【修正】
ここからはPC作業です。たくさんあるテキストファイルをPCで一つにまとめて印字→修正していきます。
「印字して、読んで赤を入れて、データを修正する」一周あたり一週間をあてています。
ちなみに使用ソフトは一太郎です。

・一周目:横書きのままプリントアウトして赤入れ→データを入稿時の体裁に変更して修正。章立てし、最低限の見た目を整え、ルビや傍点を振る。「ような」「ように」「という」を赤字に置換。(つい書いてしまいがちなやつです。置換できないのですが、関西人なので副詞、擬音、擬態語系もめっちゃ多いです←こういうやつだ)(それから、曖昧な表現、主観表現ですね。「~の方」とか「少し」「かなり」みたいなやつ。大嫌いなので地の文のは見つけ次第やっつけたい)(一人称か三人称・人物視点でしか書かないので、多少の主観表現は残しますが)

(↓同じく若干ネタバレの初稿&修正画像です)
一周目

・二周目:文庫体裁・4P分を1枚に縮小してプリントアウト。赤字部分(「ような」「ように」「という」)が頻発している箇所の言い換え、熟語の用法など、辞書(物理)片手にチェック→修正。

ここで発生するのが、修正時における最大の難関「縦書きの呪い」です。横書きではそれほど悪くないように見えた文章の密度がスカスカに思えて、紙が真っ赤になって作業が進みません。当然気分も落ちてきます。ツイッターで言うなら「にゃーん」です。
(ので、私はここでの多少の遅れは許容しています)
一太郎の校正機能でチェックし、引っかかった部分を修正、プリントアウト。
たいてい、この段階でページ数を確定させます。

(↓1周目と大体同じ部分です。これは全然ましな方で、ひどい部分は読めないくらい真っ赤になります)
二周目

・三周目:後ろから読む。赤入れ→修正後、一太郎の校正(以下同文)
以降、満足するか(したことないけど)、時間切れまで繰り返します。最低4回は見直したいところ。奇数回は後ろから読みます。

チェックに使うのはジェットストリーム(三色ボールペン)一本です。本文修正は赤字、ルビや漢字を開いたり閉じたり、用語の意味を確認する等は青字。

〆切が迫ってきて、それなのにクオリティが上がらなくて、毎度〆切ブルーでひーひー言ってますが、お取り寄せの甘いものやお寿司や牛肉を適宜投入し、〆切後に温泉旅行の予約なぞ入れて生き延びます。
ツイッターで構ってちゃん(「ふぁぼの数だけお気に入りの一文を挙げる」)することもあります。しました。


【ふと思い立って作ったアンケート】


私は「いらない」寄りの「どっちでもいい」派です。
「読み返すときに欲しい」とリプライを頂き、それもそうか……と思って、目次と、ノンブル横に章タイトルを入れることが決定しました。
これまでは長編だろうが短編集だろうが、目次は無愛想で、ノンブルには文字通り数字だけだったので、初めての試みだったりします。


【細々したページを作る】
ページ数が確定すると背幅も決まりますから、表紙とカバーを先に仕上げます。
表紙については早くから(逃避がてら)ざっくり作っていたものがあるので、細部を整えて終了。カバー下なのでシンプルです。フレーム(シルエット)デザインさんは神。

今回は商業本ライクの文庫本を目指しているので、カバーの折り返し部分に登場人物紹介を入れ、扉ページ、目次、世界地図(https://inkarnate.com/)を作成します。
こういう本文以外のページが充実してくるとアガりますねー。
その他部分

同時に、早々とイベント当日のブースレイアウトを決め、POP類も作っていきます。
オビやポスターも作業を始めます。ラフを描いたり、実際にいじってみたり。
作業中にTwitter用宣材も作ります。適宜放流して反応をいただけるとほっとするやつ。
書店委託の申請やカクヨムでの先行連載の準備(投稿予約)もしなきゃなー、みたいな感じです。ふんわり。
(ふんわりですがこういう細かいことは思いついたら即、作業月のtodoリストに加えておくのが重要


【入稿!】
現在、チェック5周目を走っています。
22日が〆切なので、前日に入稿します!予定!\(^o^)/
(万一、データチェックが通らなくても差し替え分が〆切に間に合うように)
来月、無事京都でお披露目できますように!


……という具合です!
参考になりましたでしょうか!「ざっくり」とか「ふんわり」とか「ゆるっと」ばかりで、正直、まったく参考にはならないと思うけど、へーって思ってもらえたら成功かな!泣いてないよ!
もし何か突っ込んで訊いてみたいことなどありましたら、お声がけください。答えられることには答えます。

というかですね、発端から入稿まで半年かかってるわけで、書き下ろし長編だから(途中、他の本の作業もしたし)こんなもんかなーとは思うのですが、おばちゃんには瞬発力と体力と咄嗟に大金を捻出できる財布がないのが痛い……。
作品の質に自信を持つのは良いことだし、同人であってもそうあればいいと思うけど、スケジュール消化能力には自信がありません。主に体力面で。
そのあたりを加味した計画を立てることと、遅れが出たときにどうリカバーするかが重要じゃないかと思います。
徹夜してガンガン書ける方はそれを見込んでもいいんですけど、私は寝ないと無理なので。そこはもう環境含めた個人差ですので、正解はありません。


【宣伝】
長々書きましたが、来年1月22日発行予定「双つ海に炎を奏で」(文庫判320P/フルカラーカバー、スピン付き/予価1000円/自家通販、書店委託予定)どうぞよろしくね!
全年齢ですが、そこそこ甘いシーンはあるよ\(^o^)/
・文フリ京都webカタログ
お気に入り部分抜粋(モーメント)

小説のキャッチコピーは「政略結婚から始まる恋愛ファンタジー」、普段よりはかなり甘めの(ほんとだよ!)男女恋愛もの少女小説ですが、恋愛が主軸じゃない……というか、くっつくのは予定調和というか、くっついてからが本番だけど別に当て馬もかませ犬も出ません……えっとえっと。(崩壊してゆくアイデンティティ)

双子の女の子が竜に乗って空を飛んだり、扉を蹴破ったり、悪い魔法使いをぶん殴ったり、王子様と政略結婚したり、もだもだうだうだしながらも一歩ずつ手探りで進んでいくお話です!


(わかる人にしかわからない喩えですいません)

#テキレボで楽しみな本 (テキレボ6ver.)

引き続き、恒例・テキレボで楽しみな本一覧です。(別名、おかんによる飴と鞭その2)
ここからお買い物リストを作るのですけど、積ん読山がえらいことになっているので、福岡や京都、春の関西で買えそうな本はそちらに回すかもしれませんごめんなさい……。
気前よくポーンと前払いできる財力が欲しい!(前払いになってからは直参が続いていたので、初の代行前払い)

好きそう/好きだ/好きに違いない/作者買い、ゆえの「楽しみ」なので語彙がとても貧相ですがお許しください。
ここに載せてる本が好きならうちのコレもお勧めでっせ!とかあのサークルさんのソレもいけるんちゃいます?的自薦他薦もお待ちしております。


「ふわりきみのうで」by notice me senpai(ブース番号:A-04)
前回も今回もアンソロがすごく好きだったので。作風としてはラブありでちょっとしんみり(?)してるのかな、楽しみです。


「Letters -300字SS集- 3」by SiestaWeb(ブース番号:A-23)
どんでん返し職人・桂瀬さんの300字SSまとめ本。読んで楽しいし、オチの教科書として。


「[漫画]中田中TOYBOX!」by SiestaWeb(ブース番号:A-23)
中田中のファンとしては見逃せない!ワイワイしているだけじゃない凸凹コンビ、大好きです。


「嘘つき王女と隻腕の傭兵」by 夢想叙事(ブース番号:B-04)
これは絶対好きなやつ!と自分の嗅覚を信じる一冊。永坂さんのお話はこれまで短編しか読んだことがないので、その意味でも楽しみ。


「短編集(仮)」by 華亭の鶴(ブース番号:B-20)
知識も教養もないし歴史は不得意だけど、アンソロが良かったので。アンソロの庶民目線というか、「教養の外側」みたいなのがすごく好きだったんです(伝われ)


「【新刊】魔術師のてのひら」by 眠る樹海堂(ブース番号:B-25)
アンソロも試し読みも好きだったー!今回はどんな水面下の攻防が繰り広げられるか、楽しみです。


「踊る阿呆」by ザネリ(ブース番号:C-05)
大丈夫、オカワダ文学だよ。間違いない一冊!


「この夜でなければ」by 漣編集室(ブース番号:C-12)
大丈夫、まりつき文学だよ。間違いない一冊!(デジャヴ)


「【無料配布】崖底で叫ぶ歌は空へ届かない(仮)」by やまいぬワークス(ブース番号:C-19)
ハゼさんの作品も間違いない(以下同文)


「【無配】淋しい国のお伽話」by 空涙製作所(ブース番号:D-12)
いくつか前のアンソロの鉱石ラジオのお話が好きで。今回のも好きだったので無配から……。


「地方イベントが隆盛を極める108の法則<実践編>」by R.B.SELECTION(ブース番号:D-13)
イベンターではないのですけど、地方イベントが増えて、創作文芸ジャンルでも参加イベントを選べるようになってきた今、気になる一冊。


「贄と邪竜」by 藤つぼ(ブース番号:D-20)
アンソロのお話ですよね!?買わずにいられようか(反語)


「霧世界報告」by シアワセモノマニア(ブース番号:E-02)
大丈夫、青波文学だよ。以下同文でアンソロが好きすぎた……。


「二九六銀座へいらっしゃい+」by 三日月パンと星降るふくろう(ブース番号:E-05)
お酒本と迷ったけど、お話成分が強そうなこちらを。


「エンカウンターガール」by むしむしプラネット(ブース番号:E-13)
むし子さんの(可愛いに違いない)女の子がたぶん色々なふしぎに遭遇するんだ。楽しみ。表紙のもち金ちゃんもかわゆい\(^o^)/


「【新刊】A-D/C-P まるた曜子画集【先行販売】」by 博物館リュボーフィ(ブース番号:E-19)
まるた先生の画集だよー!ファン必携!根気のない人なので絵は描かなくなったけど、見るのは好きじゃあ。


「愛され姫はワルツを踊れない」by ホシカン(ブース番号:E-26)
作風を知ってるのはひつじさんだけなんですけど、絶対面白いと思うの……!直に買える(直とは)機会があって良かった!


「きらきら」by 夢想甲殻類(ブース番号:F-02)
竜の長編も気になるけど、りおさんは海のイメージが強いので……。


「私の家」by チューリップ庵(ブース番号:F-08)
瑞穂さんのお話もアンソロで何度か拝見して気になってたやつ。これまでご縁がなかったので今度こそは……。


「カケラ Vol.02」by 空想工房(ブース番号:F-05)
前回、「魔法使いの弟子」テーマで魅せてくれたサークル会誌。今回のテーマは雰囲気のまったく違う「スパイと相棒」、ジャンルは「ミステリー」ということで楽しみすぎる。豪華なゲスト陣も見逃せません!


「【新刊】暁天の双星」by 空想工房(ブース番号:F-05)
大丈夫、泡野さんの(以下同文)。泡野さんの長編は初めてなので期待が天井をぶち破るほどに高まります!


「【新刊】イヤサカ」by イノセントフラワァ(ブース番号:F-18)
大丈夫、清森さんの(以下同文)。性癖のロイヤルストレートフラッシュですよ、読むしかない。


「【新刊】心にいつも竜を(竜と人&字書きと絵描きのコラボアンソロジー)」by えすたし庵(ブース番号:F-22)
私、まだ自作しか知らないんですけど間違いないのわかるよね?空気伝わってるよね?(傲慢)


「P」by オレンジ宇宙工場(ブース番号:F-27)
こちらも何度かニアミスしてるので今度こそ……!動く点P、気になる。


「最果て食堂3」by 酔庫堂(ブース番号:F-28)
大丈夫、七歩さんの(以下同文)。結末もだけど、おいしいごはんが楽しみ。


「祝祭 カルネヴァーレ」by バイロン本社(ブース番号:委託-23)
吸血鬼ものプッシュということで。繰り返しますが知識も教養も(略)。「風鳥詩」とどちらにするかもう少し迷います……。どうしようかな。


「誉無きイヴ」by 一服亭(ブース番号:委託-38)
SF者さんのSFは貴重……!超自然とSFの融合……!!必見。いぐあなさんは300字SSの方という印象が強いので楽しみ!


「雨の引力、夜のりんご」by 42101(ブース番号:委託-40)
モリモトさんの作品、以前の300字ポスカで気になってたんです。すごく不思議な手触りで。どきどきわくわくが詰まってそう。


「ふたごもりの家」by 赤卒文庫(ブース番号:委託-47)
アンソロがすごく良かったので……!虫が苦手(写真でバーンて来るわけじゃないから大丈夫だとは思うけど)なのでこちらを。


「いと- へん 【糸 - 偏】」by 暁を往く鳥(ブース番号:委託-49)
こちらもアンソロが良かったので……。糸偏というと、「つながる」イメージがあるのですがはてさて。その通りでもいいし裏切られてもいい!


「【新刊】ジュエル【鳥散歩】【変身祭り】」by cage(ブース番号:委託-50)
大丈夫、こおりさんの(以下同文)。短い中にいろいろなものがギューッと凝縮されてるのがこおりさんの作風だと思うので楽しみ楽しみ。


「海へ。」by パレオパラドキシア(ブース番号:委託-53)
あまぶんで買い損ねてしまったので……。普段はあんまり詩歌と接点がないのだけど、構えずに読める本だと思う。

#テキレボで楽しみな本 (テキレボ5ver.)

続いては「テキレボで楽しみな本」! 別名「作者さんへの飴とムチ!」
私ここからお買い物リスト絞ってくんですよ……札束降ってこないかなー。
無責任に「アレ欲しい コレも欲しい」って言ってるだけなんで買いに行けんかったらごめんして……_(:3 」∠)_
あと例によって語彙力が残念なことになってるのもごめんしてな……。

基本的に「いつも買ってる」「アンソロ読んで」「人様の感想見て」などがピックアップの動機です。webカタログ全部見てるわけではないので、「これも好きやと思うで……(スッ)」っていうオススメは常時お待ちしておりますので!よろしくお願いします!
石油王融通しますって人もいつでもお声がけください!


「アタルヤの妃」 クリスマス市のグリューワイン(ブース番号:A-08)

アンソロがすごい良かったんですよ……読んだのもちょうど14日頃で。狙って出しはったわけではないやろうけど、それにしてもすごい。門外漢やけど親切設計やって信じてる。

「【委託】グルジア史創作アンソロジー JVRIS(第2版)」 銅のケトル社(ブース番号:A-09)

初版が即完売しちゃったと噂に聞くグルジアアンソロ。私とグルジアの接点って並木さんの「ルスダン」しかないんだけども、興味本位で手伸ばして許されるかな……。
(もっとガチな歴クラさん、地理クラさんが手にすべきではとも思う)

「小説BADOMA 血塗られた伝説 1/5」 千美生の里(ブース番号:A-13・14)

アンソロが好きな雰囲気だったんですよー。ほぼ創作の二次ってことなんでそのあたりは心配してないんだけど。

「コンバラリアの行方」 シアワセモノマニア(ブース番号:A-17)

終末世界スキーとしては手に入れておかねば!

「チョコ好きのユフィ Reunion Ver.」 七月の樹懶(ブース番号:A-18)

たつみさんのヴィンユフィはらぶらぶだと勝手に思ってる……。
二次小説はほぼぼっちだったんで、他にFF7二次やってらっさる方がどんなの書きはるのか単純に興味が。

「しろたえの島、いつくしの嶺(一)(二)」 鹿紙路(ブース番号:A-23)

鹿紙さんのゆりがすごく好き。完結してから追いかけようかとも思うんだけど、最近歳のせいかせっかちになってしもうてのう……。

「ESTASIA「馬車に揺られて」」 えすたし庵(ブース番号:A-28)

「オススメの本」で仲の悪さが良いのだとアピっておきながら、解散の危機と聞いてソワァ……\(^o^)/良識ある人たちが奔走するのかしらん。

「静かに、そっと」 深海の記憶(ブース番号:B-07)

久しぶりの! 秋月さんの本! 楽しみ!!\(^o^)/

「竜の腹」 ホシカン(ブース番号:B-08)

宣伝とかめっちゃりつで流れてくるんで気になる……。

「pupa of incubus」 むしむしプラネット(ブース番号:B-13)

アンソロのテオくんのえろほん。ただのえろほんじゃなさそうなのがすんごい気になる。

「この夜が明けたら」 夢想甲殻類(ブース番号:B-14)

これ絶対好きなやつ。知ってる。知ってるのに毎回イベント時のポンコツ脳が買い忘れる……。

「病める白百合」 ヲンブルペコネ(ブース番号:B-19)

ホーンを舞台にした新作ですよ!しかも表紙からしてえろす。この白い人が赤錆の雨に打たれるのかと思うだけでヒャー!ってなる。ヒャー!

「Reverie この女装男子が沼い本」 シャロットの午睡(ブース番号:B-22)

私は完全に男装女子の方が好きなのですけれども、女装男子本を読むことによって男装女子の未知の魅力に開眼したり、女装男子もイイネ!てなったりするのではないかと。
女装男子にそれほど食指が動かない理由を自分で知りたいという、もはや研究対象ですすいません……。

「きっとすべてはラブソング」 俳句のみろく堂(ブース番号:C-01)

みろくさんの俳句本。アンソロや静マルで身受けしたのがすごく読みやすかったので!

「ヨコシマ・ラブ・ホリック」 notice me senpai(ブース番号:C-07)

アンソロの「もんもん言うな」が良かったよね……。カタログ紹介文がぶっ飛んでるのも好き。

「2013 - 2016」 夢想叙事(ブース番号:C-08)

これはファンとして本棚に残しておかねばならないやつ。

「【新刊】野をゆくは魔女と景狼【鳥散歩】」 博物館リュボーフィ(ブース番号:C-13)

ファンクラブ会員としては必携の書。だって魔女シリーズっすよ奥さん!

「絆の名は、○○」 月兎柑。(ブース番号:C-14)

月兎柑。さんの庭に足を踏み入れねばと思いつつ種類が多いので迷い中。主従ってことで外れなさそうなこちらをとっかかりにしようと思ってますが、オススメありましたらお待ちしてます。

「宝珠細工師の原石 ~伸びゆく二つの枝葉~」 桐瑞の本棚(ブース番号:C-15)

前髪ぱっつんかわゆい。桐谷さんの本は前回「今忙しそうにされてるし後で……」からの買い忘れでしんだ\(^o^)/ので今回は忘れない。

「茨の聖女」 空想工房(ブース番号:C-20)

尻ファンタジー爆誕。それ以外に書くことなどない(断言)

「時柴流星の変身」 空想工房(ブース番号:C-20)

泡野さん作品は先の記事でレビューを書いたとおりめっさ好みだし、ファンクラブに入るしかない。そしていぬ。(犬派)

「猫の都合をきいてきて(仮)【新刊】」 やまいぬワークス(ブース番号:D-07)

初回からアンソロ・関連書籍コンプ組としては見逃せない一冊。せり子ちゃんの明日はどっちだ!?(何か違う)

「【新刊】飛ぶ蟹」 ザネリ(ブース番号:D-10)

オカワダさんの再録集。読んだのも読んでないのもあるけど、オカワダさんの文は読んでて気持ちいいんですよねえ。

「よくないおしらせ 文庫版」 cieliste(ブース番号:E-09)

「あくだま」をこのまえ読み終えたので次はこちら。楽しみだー。

「【新刊】【FF7/レノ×イリーナ/R18】Re:quiem.(in peace)」 午前三時の音楽(ブース番号:E-10)

私のレノイリとは違って來さんのはシリアス。どえろに期待\(^o^)/

「【新刊】らしゃめん上巻」 be*be(ブース番号:E-12)

アンソロが良い販促だったと思います。結ちゃんがめっちゃいい子の予感。

「七都・1」 灯(ブース番号:E-23)

こちらも前回「接客中やし後で」からの買い忘れ!完結してるのであんしん!

「『グロリア・リリィの庭』」 こんぽた。(ブース番号:F-03)

世津路さんの作品はオネショタも素敵なんやけど、薄暗いのも良いのじゃ……。

「嘘つきの再会は夜の檻で」 眠る樹海堂(ブース番号:F-09)

アンソロね!アンソロのあの二人が!どうなっちゃうの~!?(幸せになっておくれ……)

「恒星間航宙艦ゆりかご停泊記 走れ、ラブレター!」 オービタルガーデン(ブース番号:F-21)

夕凪さんの女の子は可愛くて良いです。宇宙船のあれやこれやも書いてくれていらっされば私が喜ぶ。

「それから」 恋人と時限爆弾(ブース番号:委託-02)

アラブBLアンソロ買い逃し勢やけど、(テキレボ)アンソロ読んでその後が気になりすぎて。タイトルからして「それから」やもんねえ……。

「短編集 夢の在り処」 星の下に紫陽花(ブース番号:委託-07)

蒼さんの幻想系ファンタジー(て書くと何言うてますのんて感じやけど)好きなので作品集は嬉しいな。装画もすてき。

「百花王」 花うさぎ(ブース番号:委託-09)

これはぜひ手に入れてびろ~んてしたいですね!「泣草~」の方も絶対素敵なん知ってる。しかし手製本クラスタってほんとすごいな……なんでこういうの思いつくん……。

「嘘の町を出ていく」 おとといあさって(ブース番号:委託-14)

みんなー!らしさんの本ですよー!どんな仕掛けなのか(物理・非物理両方の意味で)楽しみ。

「ドラゴニックオートマトン」 竜箱の揺籠(ブース番号:委託-26)

ドラゴンとスチパンとか好きな予感しかない……!

「【テキレボ初売り】みちのくの君(2)前九年合戦~安倍貞任~」 時代少年(ブース番号:委託-34)

1巻面白かったですー!歴クラさんは展開を把握しつつひなたさんのストーリーテリングを楽しめるのだろうけど、歴史苦手派としては何から何まで「ほー!」「へー!」の連続。土地や気候風土の描写に愛を感じるのじゃ……。

「グッバイ、スノーホワイト」 チャボ文庫(ブース番号:委託-38)

アンソロで惚れた方は忘れずゲットだぜ!\たまさん頑張って!/

「キンコ・ビーチ」 漣編集室(ブース番号:委託-39)

全国のキンコファンの皆様ー!キンコ作品集ですよー!刮目して待ちます。

「★疑似家族★【新刊】アイノマジナイ」 cage(ブース番号:委託-43)

こおりさんの本だから間違いないし、こおりさんに「ナギノさん好きだと思う」って言われてるので100%外れない。確信。

「9畳のテラリウム」 はじかみ文庫(ブース番号:委託-44)

こちらもアンソロが好きでした。京都文フリでお見かけしたのだけど素通りしてしまったので、リベンジできれば……!

泡野瑤子さん「宿題」「初弟子」先行レビュー #テキレボでオススメの本

泡野瑤子さん「剣士と赤竜(短編「宿題」先行頒布版)」、そして創作サークル空想工房さんの会誌「カケラvol.1」に収載されている「初弟子」を拝読しました。
これらは4月1日開催のテキレボ5にて頒布されるものです。(各作品のwebカタログにリンクしています)
泡野さんがご自身のツイッターで先行レビューを募集しておられた際、(自分の原稿がほぼ手を離れていたのをいいことに)恐れ多くも、そして命知らずにもほどがあるわけですが、「やりますよー」と手を挙げたという経緯で、これを書いています。

泡野さんは今回、テキレボには初出展で、公式アンソロ「嘘」にも「刺青」という大変もえもえする短編で参加されています。
朴訥な若者が謎めいた美女の言葉の真意をはかりかねておろおろするお話、ニヤニヤしながら読まれた方も多いのではないでしょうか。
「宿題」「初弟子」は「刺青」に登場するジェラベルドとシノの二十年後を描いた短編です。ジェラベルドとシノの人となりを知るためにも、ぜひ三作あわせてご覧ください。(泡野さんと小田島さんに「これでいい?」のサインを出しつつ)
時間軸的には、初弟子→宿題の順ですが(この順で読むことを推奨します!)、実はこれ、同じ日の出来事なんですね。(あくまで始まりは、ですが)ジェラベルドにしてみれば大変密度の高い、疲れた一日であったかと思います。読者としてはすごく面白いのですけど。
――というわけで、ようやく本題です。


泡野さんと言えば「映画の人」のイメージが強いのですが、非常に情景描写が緻密で、カメラワークがお上手です。冗長ではないのにきちんと光景が思い描けるのですね。
「初弟子」の方で顕著なのですが、情景描写やそれに類する地の文が登場人物の背景を物語っていたり、心理描写につながっていくのが見事です。

「宿題」ではまず、一月ぶりに父ジェラベルドに会えることになった娘のラウラの外見が描かれるのですが、読んでいるだけで微笑ましい美少女で、舌っ足らずなしゃべり方もすごく可愛い。こりゃあ、お父さんとしてはたまらんでしょうなあ……と思ってるところへ「娘が一生懸命話している姿そのものが可愛いのだ」と親馬鹿を全力で投げてくるわけです。
ここで「親馬鹿なジェラベルド」なんて一言も書いてないのがミソで、書いてないのにわかる、伝わってくる。その伝え方がとても映像的で、印象的なのです。

ところで、「剣士と赤竜」のタイトル(ていうか英題の「Swordsman against Red dragon」がめちゃめちゃかっこええと思うのは私だけですか。andじゃなくてagainstですよ。これで何をする剣士なのかがわかるっていう……!ついでに私の英語レベルの低さが公になってないかが心配)が示すとおり、ジェラベルドは赤竜を討伐するために組織された特別部隊の一員で、これまでにも何頭もの竜を倒した英雄です。ドラゴンスレイヤーです。人間竜破斬です。ドラゴンも跨いで通るどころか、ドラゴンを殺して回る、ドラころです。しゅごい。
そんなしゅごいジェラベルドが赤竜との戦いで重傷を負ってしまいます。ようやっと退院してハーン博士の邸宅で療養することになり、娘のラウラも招いて……となった記念すべき日の夕食時に、父娘喧嘩が勃発します。

理由は、老いを自覚したジェラベルドが赤竜討伐団を辞め、事務方である王城事務官を志したこと。
なんでやねん、と反発するラウラの幼さと、負傷も未だ癒えない不自由な体で、せめてラウラが大きくなるまでは稼がねばと考えるジェラベルドの心の揺らぎがぶつかりあうのですが、シリアスなシーンなのにどことなく微笑ましいのは、父娘ともに頑固者で、互いに一歩も退かないからであり、わずか七歳のラウラと真っ向から言い争う四十歳のジェラベルド、という構図が面白いからでしょう。
はらはらと見守るハーン博士と、冷静に見えるシノ。
ここでシノという人が言葉少なながら、頼りになる女性だということが描写されます。赤竜討伐団長、という肩書きからして頼れる人物であることは間違いないのですが、ラウラの悪口雑言に対し「すぐに折れては父親としての沽券に関わる。どうしたものか」とまごまごしているジェラベルドを「私に任せろ」の一言で宥めてしまう最強っぷり。惚れてまいますね!(それなのにラウラからは「シノちゃん」なんて呼ばれてて互いに仲良しであることが示されてるという周到さ!)


さて、そのジェラベルドの葛藤というか、討伐団を辞めて事務官になろう……と将来を憂う姿を描いたのが「初弟子」です。
夕方頃であろうラウラの来訪を楽しみに待ちながら、ハーン博士のお屋敷で魔法使いのトート少年に剣を教えるシーンから始まるこの短編、繰り返しの会話やウィットに富んだ掛け合いが非常に面白いのです。
先に「映像的」と書きましたが私の脳内映像はアニメではなく洋画風で、フォント「しねきゃぷしょん」で字幕までついてるイメージでした。
赤竜について興味津々のトートに「何でも聞け」とまで言い放ったくせに、表現力がなくて大変しょんぼりな答えしか返せないジェラベルドには劇場の観客の笑い声まで聞こえるようで、それ込みで笑えます。

口下手で年少者にもシノにもかなわないジェラベルドですが、実際のところ細やかに気が働く男なのです。食事の時間になってトートに家族用の食卓に案内されたときに「いいのか」「俺が、ここで飯を食って」と家族の食卓につくことに配慮する彼は、家族というものの大切さをきちんとわかっているんですね。
他にも、ジェラベルドは相棒たるシノはもちろん、年少のトートやラウラに対して居丈高になることがなく、見下したり侮ったりせずに、常に対等の立場で接しているんです。もちろん英雄様気取りでもありません。それをやはり「ジェラベルドは子どもに対しても公平だった」なんて書くような野暮はせず、行間で読ませてゆく。
不器用だけどいい人だなあ、というのが読むほどに滲み出てくるんですよ。もちろん、主人公補正というものもあるでしょうが、基本的にジェラベルド視点なので、彼自身がどんな人であるかというのは読み手が汲むしかないわけです。それが明言されていないのに察せられるのは、ひとえに泡野さんの描写力ゆえ。
「ジェラベルドは子どもに対しても公平だった」って書いてあるとそれは絶対ですが、押しつけのない作品はのびのびしていて良いものです。


短編「宿題」は父娘喧嘩を軸に、これまで貧しい生まれから必死に努力し、英雄と呼ばれてなお走り続けてきたジェラベルドが負傷をきっかけに立ち止まり、周りを見回して一息つくような物語です。
トート少年(九歳)とシノ(人類最強)の力を借りて鉄壁の強情さで立ち塞がる愛娘(七歳)に立ち向かう四十路のおっさん(いい人)。ね、これだけでとんでもない吸引力だと思いませんか?ダイ●ンもコード巻いて逃げ出す勢いですよ。
トートが「雄弁魔法」を使ってジェラベルドを和解へ追い立てる展開も、まるでひみつ道具の力を借りて失敗するのび太君そのもので、「これは真っ向勝負じゃないから負けるな……」と正当に読者をリードしていきます。はい、負けます。「おとーさんのばか」って言われます。ヨッ待ってましたー、でしょう。
この「予想を裏切らない展開」が中盤までしっかり続きます。問題は「じゃあこの後どうするの?どうなるの?」ということですが、それは本編でお確かめください。
ひとつだけ書くと、シノさまかっこよすぎます。

企画「疑似家族ナビ」さんに参加されていることを踏まえて書くと、恋愛関係にない男女と子どもがいて、一つ屋根の下でそれぞれの感情や思いが明らかになってゆくのはまさに(疑似)家族ものの醍醐味です。
大人の男女、といっても男性のジェラベルドが「父」、女性のシノが「母」の役割を負っているわけではありません。そのあたりも読んでいて気持ちよく、ラウラとトートも「子ども」を押しつけられていないので清々しく感じました。


だらだらと書いてしまいました。要約すると「泡野作品はいいぞ……」と10文字で終わってしまうのが厳しい現実というものですし、販促になるようなことを書けた気がしないのですが、少しでも「おっ」と思った方は泡野さんの本を代行リストやお買い物メモに加えて下さったなら幸いです。
泡野作品はいいぞ……!
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