映画の記事 (1/1)

「サカサマのパテマ」あれこれ

先週の進捗:11枚


……もう何も言わんでください……。
週末ちょっとどたばたしてて一枚も書けやんかったんです……。
今週は「石飼」4話をごりごり進めますぞよ。


さてさて。映画館に見に行くつもりだったのに、公開延期や引っ越しで見に行く機会を逃してしまった「サカサマのパテマ」。
同じく吉浦康裕監督の「イヴの時間」がすごい好きな感じで、パテマの情報も追いかけてたんですがオフ事情恐るべし。
で、いつもの通りツタヤディスカスさまでぽちりました。

所々未消化の部分はあるけど、総じて私はめっちゃ好きです!
SF的ツッコミどころは山のようにあるんだろうけれどもそれはそれ、これはこれ。
少年少女のさかさまハグ! という、ラピュタ以来(?)の快挙にテンションだだ上がりです。
ストーリーもわかりやすくて(でもたぶん奥は深いと思う)、「イヴの時間」はかなり大人向けだったけど、パテマは小学生でも大丈夫そう。
人物絵はイヴに比べてアニメ塗りっぽいけど、肌のグラデーションがごっつーきれいでした。空絵はブルっちゃうくらいきれいです。
エンドロールが大島ミチルさん作曲のボーカル曲(エスペラント語?)とか何という私ホイホイ。

一言で言うならラピュタ+ICO。
私はこれ、どっちも大好きなんで褒め言葉なんですが、もちろんツッコミはいろいろあります。(雨林レビュアさんたちは一体何を求めてるのかとたまに恐怖するわけですが)

一回見ただけなんで、見逃しとかあると思うんですが、
・あの腐海用マスクみたいなのは何のため?
・危険区域って何が危険?
・ラゴスのお土産の砂時計、あれは何やったんやろ……。
(単にパテマがラゴスに執着というか甘えてるというか、そういう象徴?)
・カホちゃん(?)がエイジにホの字なんはわかるけど、それ以外の子ども従順すぎね?
・市民登録抹消されたらどうなんの?
・大人たちどこいった?
・あの荒れ地にあったレーダー群みたいなの何ね?
・イザムラさんが「誰も僕と遊んでくんないよー(超訳)」ってなってたのはなんで? ラゴスとの確執?
・ていうかラゴスどうなってたん。
・空はアカン、的通念のある社会で、あのバベルタワー的建造物はナシじゃないかね?
・ポルタちょうおいしいんですけど!
・監視カメラどうやって逃れたん?
・ジャクさんに何があった。
・あのバルスは「天に向かって唾」だなー。


結論:限定盤ブルーレイぽちった。(完)



だが 後悔は ない!!



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パシリム!

先日ようやっと「パシフィック・リム」を見てきました。

いやもう、すごい迫力でした。ツッコミどころ満載で、そのくせお約束的で、面白かったです。
映像がすごすぎて、オマージュやリスペクトの力を思い知りました。
作中でも、マコが「愛情じゃなくて尊敬してるの」的なことを言ってましたが、まさにこの一言に集約されるんでしょうね。
過去の怪獣、ロボット作品に造詣が深くないので、どのあたりがどうなのかはサッパリでしたが、ストーリーが「お約束的」なのも過去作品へのリスペクトゆえなのだとしたら、納得です。

個人的な感想はといえば、博士ズが可愛すぎました。
なぜ第六世代イェーガー(博士ズ専用)が登場しないのか!(笑)
博士たちの大活躍(偏見ではないはず)に押されて、超一流のパイロットであるはずのロシア&中国チームの活躍の場がなかったのが残念でした。腕三本とか絶対面白いのになあ……。
あと、博士の片方が爆問の太田さんに似ているという事前情報通り、太田さんにしか見えなかったです……(笑)
いつマコの素足がぶらんぶらんするのかと気が気ではなかった(ノルウェイネタ)、と一緒に見に行ったハルキストに冗談のつもりで言ったんですが、まったく通じなかったのでガッカリションボリです。

BGMもめちゃくちゃカッコよかったんで、レンタル予定です~。ジプシーの発進シーンが格好いい!


次は、来月公開のキャプテン・ハーロックを見るべきかどうか悩んでます。
個人的にはすごく見たいけど、なんかこう……(そっと目を伏せる)。脚本が福井さんだから、そんなトンデモなことには……ならない……はず……。
ハーロックは原作を読んでいないんですが、彼はこんな重要なポジション(人類・地球を救う的な)にいる人なんですか? 個人的には、大野君&杉山君(byちびまる子ちゃん)的おいしすぎる立ち位置にいてほしいんですが。
でも、ハーロックは伝説的キャラクターだから、内面をつまびらかにされることはないと思うし、福井さん脚本ということは青年と年長者のお話だろうし、ということは主人公はヤマ君で(微妙な間柄のナミさんという女性もいることだし)、某市ヶ谷のダイスの彼らのごとく板挟みで悩みまくるわけですね。あっ何か悟ってしまった。
ハーロックと思わずに福井作品と思って見たらいいのかもしれない……。

↑見に行くようです(結論)。

髑髏城の七人

「髑髏城の七人」、見てきました。
ゲキ×シネは(存在は前から知っていたものの)前回の「薔薇とサムライ」が初体験で、その面白さや迫力、生の舞台を見ているかのような臨場感にすっかりはまってしまい、今回の「髑髏城の七人」も見に行くぞと意気込んでいました。
公開からずいぶん経ってしまったのですが、見に行くことができてほっとしています。もしかするともうやってないんじゃないかと思っていたので……。
平日の昼間だったにも関わらず、かなり客入りはよかったようです。客層もさまざまで、新感線のファンの方もいらっしゃるようでした。
小栗旬、森山未來、早乙女太一という、若手俳優三人がカッコイイ殺陣を繰り広げるという、前評判だけでもどきどきものなのですが、本当、めちゃくちゃ面白かったです。

笑いあり、涙あり、二転三転する物語と人物模様。音と光を最大限に活用したド派手な演出と大がかりな舞台装置。
キャストの流れる汗までもが映され、物語にのめり込む一方で、「汗を拭いてあげたい!」と余計なことまで考える始末。
舞台に立つというのは、それだけでものすごくエネルギーを使う作業です。そこからさらに踊って歌って(今回は歌はナシでしたが)殺陣をするというのですから、役者さんたちのパワーと集中力には驚かされるばかりです。
高校生の時、部活で演劇をしていたのですが、おこがましいことを承知で言うと、私もスタッフになりたい! ということです(苦笑)
物語ももちろん面白かったのですが、こうして裏方目線になってしまうのはやっぱり、昔の経験の影響かなと思います。演じるよりも、演出したい。
だから今こうして、小説を書いているのかもしれません。


さて、肝心のストーリー。(ネタバレ考慮してません!)
天下統一を目論む秀吉が東征を開始した頃、というのですから、昨秋公開された「のぼうの城」と同時代ですね。日本史には明るくありませんし、どちらもフィクションということをふまえても、あちらではあんな物語が、こちらではこんな物語が、と想像するだけでわくわくします。
いわくありげな小栗君、早乙女君、ムードメーカーの勝地君、気風のいい姐御役がぴたりとはまる小池さん、はねっ返りの演技が可愛い仲さんら、客演陣の演技を新感線キャストが盛り上げ、テンポの良い台詞回しと格好いい殺陣が彩る、という構図です。
そして天魔王を名乗る、森山君。冷血、残虐の奥にかつての主君、信長公への依存という狡さが見え隠れする演技、それから華麗なマントさばき!(笑)
登場人物それぞれの思いを丁寧に追いつつ、見せ場を作る。本当、小説のお手本としたい構成でした。
中でも、早乙女君を秘かに思う小池さんの演技が素晴らしかった! また、明智のようになってたまるかと森山君を庇う早乙女君の思いには、極楽太夫とともに「どうして!」と叫びたかった。
それでも、早乙女君=蘭丸として、そこは譲れない一線だったんでしょう。互いに一言も、お互いを想う言葉を口にしなかっただけに、けれども極楽太夫の気持ちがひしひしと伝わってくる(カメラワークってすごい……!)演出だっただけに、やりきれなさが残りました。

まあその、何をどれだけ書きつづったところで本物の良さを表現するには至りません。
もうすぐ公開終了だとは思いますが、興味のある方はぜひご覧になってください。