花鳥風月131 有難うございました

ずいぶん経ってしまいましたが、3/19に開催されました花鳥風月131、無事終了しました。
前回、初参加したときの印象がすごく良かったので、再度委託参加しました。

花鳥風月さんは先の予定が公式サイトに掲載されているのですが、今回を逃すと参加予定の他のイベントと被ったり、日程が近かったり……とスケジュール的にちょっと……だったので(宣伝がごちゃまぜになったり、発送準備に追われたりするのはあんまり好きじゃないのです)滑り込みました!

一度参加してるので、見本誌の準備も値札もスムーズに進みました。今回は冊数も減らしたので余裕です。
テキレボの代行申し込み期間とかち合ってしまったので、ちゃんと宣伝できなかったのが心残りですが、いざ荷物を受け取ってみると、送り出した3種すべて、ほどほどに手に取って頂くことができました。
売れた冊数にばらつきがあんまりないから、もしかして大人買いしてくださった方が複数いらっしゃるのかな……と思っています。
前回もお願いした「ヴェイパートレイル」が一番売れたのが驚きでした。
参加者さんはけっこう入れ替わるのかなあとか、宣伝ツイート見て手に取って下さったのかなあとか考えてますけどわからない……。
だいぶ先の話ですが、来年も参加を考えていますので、その時はぜひよろしくお願いいたします~。


というわけで、次のイベントは4/1テキレボ、5/14関西コミティア50です。どちらも直参です~。
テキレボに関しましてはブログ記事や宣伝ツイート通り、総力戦で挑みます。今年はもう関東遠征はできないと思うので、ぜひともよしなにお願いします~。
文庫本二種の再版貧乏でして、関西ティアで新しい本を置く予定はないのですが、試し読みフリペは新たに作っていくつもりですので、どうぞ遊びに来てください。詳細は追ってお知らせします。
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#テキレボ 参加情報

4/1開催のText-Revolutions5に直接参加します。
スペースはC12、会場中央の見本誌台のすぐ隣で、2月に引き続き今回も「博物館リュボーフィ」まるた曜子さんと合体です。(今回は1スペースずつ取ってますけども)
お会計は別ですが、交代で店番しますので無人にはなりません。あんしん!

お品書きはこちらです。
テキレボ5お品書き
今回も色々持って行きます……。詳しくはwebカタログを見て頂くとして、新しいものだけ少しずつ説明をば。

【新刊】ESCORT!

FF7二次創作小説、ヴィンユフィとレノイリがゴールドソーサーでコスプレダブルデート(概念)するというアホの極みみたいな本です。
日常パート(お仕事描写やふんわりとドンパチしたり、女子がクレープ食べてキャッキャしたり)が前半2万字。ラブめ描写は後半8千字と袋とじめいていますが、できれば前から読んで頂けると嬉しいです。
表紙イラストはウッパさんにお願いしました。ムフムフ。作中に登場するおべべを着せてもらったのでテンションも上がろうというものです。軽率に「太腿半分出てる」とか書いてよかった……!!
試し読み(日常パート2万字)はpixivでどうぞー。
スクエニプチ参加作。ブームの過ぎ去ったジャンルのマイナーカップリング二連装という、ターゲット不明の豆鉄砲みたいな本ですが、ユフィとかイリーナとかお嫌いでなければよろしくどうぞ。


【初売り】ポッケ

2月新刊。ついのべ、300字SSの過去作と、3000字掌編を収録した名刺代わりの小さな本。A6変形(正方形)、角丸、マットPP加工と可愛い仕上がりになっていますので、初めての方もお気軽にどうぞ。静岡文学マルシェで配布したポストカード「ポケットの魔法」つきです。


【初売り】インフィニティ第一章

1月新刊。長編ファンタジー「インフィニティ」の本編第一章です。前回、テキレボ4新刊の「序章」とは内容の重複はありませんので、別途お買い求め下さい……。
男装女子と不憫男子の糖度低め冒険譚。性癖でぶん殴ります。


続いて企画参加のご案内です。


【300字SSポストカードラリー】
今回も参加します!ややファンタジー、幻想寄りを目指しましたが果たして。
ペーパー春号に掲載した「花盗人」と対になっていますので、一緒にもらってくださいね。
サークル賞として完売した同人誌「ふたり、神鳴りの」と、ご当地ものっぽい「小倉バター」を提供します。

【キャラクターカタログ】
続き物長編「インフィニティ」の主人公、シャイネで参加しています。イラストはPOPの使い回しなのですけど(ごめんやで……)SSは酔っ払ったゼロをシャイネがあしらうお話で、軽くニヤニヤできるのではないでしょうかー!
(このゼロという人は本当に不憫だな)

【鳥散歩】
「プリズム」「ヴェイパートレイル」にはちゃんと鳥が登場しますし、「リドゥリー・シュライア~」は籠の鳥が裏表紙にいます。「凱歌」は初っぱなが鳩を逃がす話ですし、「エフェメラのさかな」では海鳥が鳴いてますし、「インフィニティ」では鶏肉食べてますし、「ポッケ」の表紙には鳥がいます。
二次本「World Again」は飛行機つまり鋼鉄の鳥を乗り回す話で、新刊「ESCORT!」にはユフィ・キサラギが折り鶴を装備して登場します(記載はありませんがユフィといえば折り鶴ですね?当然ですね?)か ん ぺ き だと思いませんか。

【宇宙遊泳MAP】
「ヴェイパートレイル」で参加しています。宇宙時代、月都市の葬儀センターを舞台に、人工知性の死と流転を描く「ピートの葬送」が宇宙モノです。公式アンソロ「猫」にダイジェスト版を寄せていますのでご覧下さいまし~。
同じく「ヴェイパートレイル」に収録した「宇宙船クジラ号」も宇宙を目指す話ですし、海と人魚の短編集「エフェメラのさかな」に収録した「宙の渚のローレライ」も宇宙が舞台(「ピートの葬送」と背景が同じ)ですのでよろしゅうです~。

【伯父/叔父コレクション】
無配折本「ぼくの、ヒーロー」で参加します。
海と人魚の短編集「エフェメラのさかな」に収録した「宙の渚のローレライ」の主人公フランツの甥、エリク視点で甘酸っぱいあれこれを綴った4千字。
「男親の兄弟」としての「おじ」が少なそう(+なんか人間として問題ありそうな「おじ」が多そう)なので、わりとちゃんとしてる部類じゃないかと思われるフランツをおじさんに仕立て上げました!(オブラートはどこですか)

【二次創作ノベルMAP】
エース5本「World Again」とFF7本「ESCORT!」で参加しています。

【スクエニプチオンリー】
新刊のFF7本「ESCORT!」で参加しています。
最近はゲームから遠ざかっているので、記念冊子は好きキャラ語りでもするか……と思っていたのですけど、どうせならとことん尖った原稿を出してやろうと間違った方向に張り切った結果が、SF2ギュスヨハ「鋼鉄」、SF1青蝶「蜜月」、FM2ロズサユ「明星」の300字SS3本立てとなりましたーー!!!(しかもロズサユはシリーズの他のかぽーといくらでも代替可能な感じの人物未定っぷりがいっそ清々しい)
誰にも!求められて!!いない!!!自信が!!!!ある!!!!!
フー、満足満足。
SFが珍しくBLめいていますが、これはすべて小林画伯のせいだと思うの。


その他、ここでも凪野作品が読めますよというご紹介。

【テキレボ公式アンソロ「嘘」】
未来を視る魔女マリと、幼馴染みのジョーが過ごす四季のお話「はなふるこよみ」で参加しています。嘘要素は控えめだったつもりなんですが「何が嘘かわからんかった」てご意見は見当たらない(観測範囲には)ので良かった……の、かな?

【AIアンソロジー「SINGULARITY」
お隣、まるたさんのスペースで委託頒布されます。私もまるたさんも参加してますのでよろしくねー。かっこいい透明カバーつき、新書サイズごんぶと本。ゆるふわからガチまで作風色々の29作。
「はなふるこよみ」と同じく、ジョー&マリが登場する「stargazer」を寄せました。
時間的には「はなふる」の後半(冬~二度目の春の間)のお話で、ジョーが不治の病を患い、機械の身体を得るまでを描いたシリーズの中核となる作品です。

Twitter300字ss the best Vol.1
F01、ポスカラリーさん本部での頒布です。本家の「Twitter300字ss」企画のの紹介冊子で、初参加時の「写真」をテーマにした作品を掲載して頂いています。

俺のグルメFESTIVALアンソロジー『おなかがすいて眠れぬ夜に』
F03「こんぽた。」さんで頒布されます。
48名のシェフが腕によりをかけた、グルメな300字SSが大集合。お腹いっぱいな一冊です!
例によってSFファンタジーめいた作品「人魚の肉」で参加しています。九井諒子さんの絵で脳内再生して下さい(無茶ぶり)


――という感じでしょうか。
当日はまるたさんと交代で買い物に出るほか、テキレボメンバーズで1時間ほどブースを空けますので、ご用の際は様子見つつお願いします。
お買い上げの方にはひこにゃんチロルをおつけしますのでお気軽に~。(※滋賀とは何のゆかりもありません)

お取り置きにつきましても、お気軽にお申し付け下さい~。
(特に数が少ないのは文庫本2種、おじコレ折本で、イの字以外のA5判長編は全体的に持ち込み少なめですがまあそんな動かんじゃろ、という……。ただしプリズム、リド、二次本World Againは在庫数そのものが少ないので、次にテキレボ直参できる時まで残ってるかどうか……)

打ち上げ、参加したいのですが娘選手の状態に依存しますので出欠未定、どちらかというと厳しめです……。娘選手の今後の成長&落ち着きにご期待下さい。

#テキレボで楽しみな本 (テキレボ5ver.)

続いては「テキレボで楽しみな本」! 別名「作者さんへの飴とムチ!」
私ここからお買い物リスト絞ってくんですよ……札束降ってこないかなー。
無責任に「アレ欲しい コレも欲しい」って言ってるだけなんで買いに行けんかったらごめんして……_(:3 」∠)_
あと例によって語彙力が残念なことになってるのもごめんしてな……。

基本的に「いつも買ってる」「アンソロ読んで」「人様の感想見て」などがピックアップの動機です。webカタログ全部見てるわけではないので、「これも好きやと思うで……(スッ)」っていうオススメは常時お待ちしておりますので!よろしくお願いします!
石油王融通しますって人もいつでもお声がけください!


「アタルヤの妃」 クリスマス市のグリューワイン(ブース番号:A-08)

アンソロがすごい良かったんですよ……読んだのもちょうど14日頃で。狙って出しはったわけではないやろうけど、それにしてもすごい。門外漢やけど親切設計やって信じてる。

「【委託】グルジア史創作アンソロジー JVRIS(第2版)」 銅のケトル社(ブース番号:A-09)

初版が即完売しちゃったと噂に聞くグルジアアンソロ。私とグルジアの接点って並木さんの「ルスダン」しかないんだけども、興味本位で手伸ばして許されるかな……。
(もっとガチな歴クラさん、地理クラさんが手にすべきではとも思う)

「小説BADOMA 血塗られた伝説 1/5」 千美生の里(ブース番号:A-13・14)

アンソロが好きな雰囲気だったんですよー。ほぼ創作の二次ってことなんでそのあたりは心配してないんだけど。

「コンバラリアの行方」 シアワセモノマニア(ブース番号:A-17)

終末世界スキーとしては手に入れておかねば!

「チョコ好きのユフィ Reunion Ver.」 七月の樹懶(ブース番号:A-18)

たつみさんのヴィンユフィはらぶらぶだと勝手に思ってる……。
二次小説はほぼぼっちだったんで、他にFF7二次やってらっさる方がどんなの書きはるのか単純に興味が。

「しろたえの島、いつくしの嶺(一)(二)」 鹿紙路(ブース番号:A-23)

鹿紙さんのゆりがすごく好き。完結してから追いかけようかとも思うんだけど、最近歳のせいかせっかちになってしもうてのう……。

「ESTASIA「馬車に揺られて」」 えすたし庵(ブース番号:A-28)

「オススメの本」で仲の悪さが良いのだとアピっておきながら、解散の危機と聞いてソワァ……\(^o^)/良識ある人たちが奔走するのかしらん。

「静かに、そっと」 深海の記憶(ブース番号:B-07)

久しぶりの! 秋月さんの本! 楽しみ!!\(^o^)/

「竜の腹」 ホシカン(ブース番号:B-08)

宣伝とかめっちゃりつで流れてくるんで気になる……。

「pupa of incubus」 むしむしプラネット(ブース番号:B-13)

アンソロのテオくんのえろほん。ただのえろほんじゃなさそうなのがすんごい気になる。

「この夜が明けたら」 夢想甲殻類(ブース番号:B-14)

これ絶対好きなやつ。知ってる。知ってるのに毎回イベント時のポンコツ脳が買い忘れる……。

「病める白百合」 ヲンブルペコネ(ブース番号:B-19)

ホーンを舞台にした新作ですよ!しかも表紙からしてえろす。この白い人が赤錆の雨に打たれるのかと思うだけでヒャー!ってなる。ヒャー!

「Reverie この女装男子が沼い本」 シャロットの午睡(ブース番号:B-22)

私は完全に男装女子の方が好きなのですけれども、女装男子本を読むことによって男装女子の未知の魅力に開眼したり、女装男子もイイネ!てなったりするのではないかと。
女装男子にそれほど食指が動かない理由を自分で知りたいという、もはや研究対象ですすいません……。

「きっとすべてはラブソング」 俳句のみろく堂(ブース番号:C-01)

みろくさんの俳句本。アンソロや静マルで身受けしたのがすごく読みやすかったので!

「ヨコシマ・ラブ・ホリック」 notice me senpai(ブース番号:C-07)

アンソロの「もんもん言うな」が良かったよね……。カタログ紹介文がぶっ飛んでるのも好き。

「2013 - 2016」 夢想叙事(ブース番号:C-08)

これはファンとして本棚に残しておかねばならないやつ。

「【新刊】野をゆくは魔女と景狼【鳥散歩】」 博物館リュボーフィ(ブース番号:C-13)

ファンクラブ会員としては必携の書。だって魔女シリーズっすよ奥さん!

「絆の名は、○○」 月兎柑。(ブース番号:C-14)

月兎柑。さんの庭に足を踏み入れねばと思いつつ種類が多いので迷い中。主従ってことで外れなさそうなこちらをとっかかりにしようと思ってますが、オススメありましたらお待ちしてます。

「宝珠細工師の原石 ~伸びゆく二つの枝葉~」 桐瑞の本棚(ブース番号:C-15)

前髪ぱっつんかわゆい。桐谷さんの本は前回「今忙しそうにされてるし後で……」からの買い忘れでしんだ\(^o^)/ので今回は忘れない。

「茨の聖女」 空想工房(ブース番号:C-20)

尻ファンタジー爆誕。それ以外に書くことなどない(断言)

「時柴流星の変身」 空想工房(ブース番号:C-20)

泡野さん作品は先の記事でレビューを書いたとおりめっさ好みだし、ファンクラブに入るしかない。そしていぬ。(犬派)

「猫の都合をきいてきて(仮)【新刊】」 やまいぬワークス(ブース番号:D-07)

初回からアンソロ・関連書籍コンプ組としては見逃せない一冊。せり子ちゃんの明日はどっちだ!?(何か違う)

「【新刊】飛ぶ蟹」 ザネリ(ブース番号:D-10)

オカワダさんの再録集。読んだのも読んでないのもあるけど、オカワダさんの文は読んでて気持ちいいんですよねえ。

「よくないおしらせ 文庫版」 cieliste(ブース番号:E-09)

「あくだま」をこのまえ読み終えたので次はこちら。楽しみだー。

「【新刊】【FF7/レノ×イリーナ/R18】Re:quiem.(in peace)」 午前三時の音楽(ブース番号:E-10)

私のレノイリとは違って來さんのはシリアス。どえろに期待\(^o^)/

「【新刊】らしゃめん上巻」 be*be(ブース番号:E-12)

アンソロが良い販促だったと思います。結ちゃんがめっちゃいい子の予感。

「七都・1」 灯(ブース番号:E-23)

こちらも前回「接客中やし後で」からの買い忘れ!完結してるのであんしん!

「『グロリア・リリィの庭』」 こんぽた。(ブース番号:F-03)

世津路さんの作品はオネショタも素敵なんやけど、薄暗いのも良いのじゃ……。

「嘘つきの再会は夜の檻で」 眠る樹海堂(ブース番号:F-09)

アンソロね!アンソロのあの二人が!どうなっちゃうの~!?(幸せになっておくれ……)

「恒星間航宙艦ゆりかご停泊記 走れ、ラブレター!」 オービタルガーデン(ブース番号:F-21)

夕凪さんの女の子は可愛くて良いです。宇宙船のあれやこれやも書いてくれていらっされば私が喜ぶ。

「それから」 恋人と時限爆弾(ブース番号:委託-02)

アラブBLアンソロ買い逃し勢やけど、(テキレボ)アンソロ読んでその後が気になりすぎて。タイトルからして「それから」やもんねえ……。

「短編集 夢の在り処」 星の下に紫陽花(ブース番号:委託-07)

蒼さんの幻想系ファンタジー(て書くと何言うてますのんて感じやけど)好きなので作品集は嬉しいな。装画もすてき。

「百花王」 花うさぎ(ブース番号:委託-09)

これはぜひ手に入れてびろ~んてしたいですね!「泣草~」の方も絶対素敵なん知ってる。しかし手製本クラスタってほんとすごいな……なんでこういうの思いつくん……。

「嘘の町を出ていく」 おとといあさって(ブース番号:委託-14)

みんなー!らしさんの本ですよー!どんな仕掛けなのか(物理・非物理両方の意味で)楽しみ。

「ドラゴニックオートマトン」 竜箱の揺籠(ブース番号:委託-26)

ドラゴンとスチパンとか好きな予感しかない……!

「【テキレボ初売り】みちのくの君(2)前九年合戦~安倍貞任~」 時代少年(ブース番号:委託-34)

1巻面白かったですー!歴クラさんは展開を把握しつつひなたさんのストーリーテリングを楽しめるのだろうけど、歴史苦手派としては何から何まで「ほー!」「へー!」の連続。土地や気候風土の描写に愛を感じるのじゃ……。

「グッバイ、スノーホワイト」 チャボ文庫(ブース番号:委託-38)

アンソロで惚れた方は忘れずゲットだぜ!\たまさん頑張って!/

「キンコ・ビーチ」 漣編集室(ブース番号:委託-39)

全国のキンコファンの皆様ー!キンコ作品集ですよー!刮目して待ちます。

「★疑似家族★【新刊】アイノマジナイ」 cage(ブース番号:委託-43)

こおりさんの本だから間違いないし、こおりさんに「ナギノさん好きだと思う」って言われてるので100%外れない。確信。

「9畳のテラリウム」 はじかみ文庫(ブース番号:委託-44)

こちらもアンソロが好きでした。京都文フリでお見かけしたのだけど素通りしてしまったので、リベンジできれば……!

泡野瑤子さん「宿題」「初弟子」先行レビュー #テキレボでオススメの本

泡野瑤子さん「剣士と赤竜(短編「宿題」先行頒布版)」、そして創作サークル空想工房さんの会誌「カケラvol.1」に収載されている「初弟子」を拝読しました。
これらは4月1日開催のテキレボ5にて頒布されるものです。(各作品のwebカタログにリンクしています)
泡野さんがご自身のツイッターで先行レビューを募集しておられた際、(自分の原稿がほぼ手を離れていたのをいいことに)恐れ多くも、そして命知らずにもほどがあるわけですが、「やりますよー」と手を挙げたという経緯で、これを書いています。

泡野さんは今回、テキレボには初出展で、公式アンソロ「嘘」にも「刺青」という大変もえもえする短編で参加されています。
朴訥な若者が謎めいた美女の言葉の真意をはかりかねておろおろするお話、ニヤニヤしながら読まれた方も多いのではないでしょうか。
「宿題」「初弟子」は「刺青」に登場するジェラベルドとシノの二十年後を描いた短編です。ジェラベルドとシノの人となりを知るためにも、ぜひ三作あわせてご覧ください。(泡野さんと小田島さんに「これでいい?」のサインを出しつつ)
時間軸的には、初弟子→宿題の順ですが(この順で読むことを推奨します!)、実はこれ、同じ日の出来事なんですね。(あくまで始まりは、ですが)ジェラベルドにしてみれば大変密度の高い、疲れた一日であったかと思います。読者としてはすごく面白いのですけど。
――というわけで、ようやく本題です。


泡野さんと言えば「映画の人」のイメージが強いのですが、非常に情景描写が緻密で、カメラワークがお上手です。冗長ではないのにきちんと光景が思い描けるのですね。
「初弟子」の方で顕著なのですが、情景描写やそれに類する地の文が登場人物の背景を物語っていたり、心理描写につながっていくのが見事です。

「宿題」ではまず、一月ぶりに父ジェラベルドに会えることになった娘のラウラの外見が描かれるのですが、読んでいるだけで微笑ましい美少女で、舌っ足らずなしゃべり方もすごく可愛い。こりゃあ、お父さんとしてはたまらんでしょうなあ……と思ってるところへ「娘が一生懸命話している姿そのものが可愛いのだ」と親馬鹿を全力で投げてくるわけです。
ここで「親馬鹿なジェラベルド」なんて一言も書いてないのがミソで、書いてないのにわかる、伝わってくる。その伝え方がとても映像的で、印象的なのです。

ところで、「剣士と赤竜」のタイトル(ていうか英題の「Swordsman against Red dragon」がめちゃめちゃかっこええと思うのは私だけですか。andじゃなくてagainstですよ。これで何をする剣士なのかがわかるっていう……!ついでに私の英語レベルの低さが公になってないかが心配)が示すとおり、ジェラベルドは赤竜を討伐するために組織された特別部隊の一員で、これまでにも何頭もの竜を倒した英雄です。ドラゴンスレイヤーです。人間竜破斬です。ドラゴンも跨いで通るどころか、ドラゴンを殺して回る、ドラころです。しゅごい。
そんなしゅごいジェラベルドが赤竜との戦いで重傷を負ってしまいます。ようやっと退院してハーン博士の邸宅で療養することになり、娘のラウラも招いて……となった記念すべき日の夕食時に、父娘喧嘩が勃発します。

理由は、老いを自覚したジェラベルドが赤竜討伐団を辞め、事務方である王城事務官を志したこと。
なんでやねん、と反発するラウラの幼さと、負傷も未だ癒えない不自由な体で、せめてラウラが大きくなるまでは稼がねばと考えるジェラベルドの心の揺らぎがぶつかりあうのですが、シリアスなシーンなのにどことなく微笑ましいのは、父娘ともに頑固者で、互いに一歩も退かないからであり、わずか七歳のラウラと真っ向から言い争う四十歳のジェラベルド、という構図が面白いからでしょう。
はらはらと見守るハーン博士と、冷静に見えるシノ。
ここでシノという人が言葉少なながら、頼りになる女性だということが描写されます。赤竜討伐団長、という肩書きからして頼れる人物であることは間違いないのですが、ラウラの悪口雑言に対し「すぐに折れては父親としての沽券に関わる。どうしたものか」とまごまごしているジェラベルドを「私に任せろ」の一言で宥めてしまう最強っぷり。惚れてまいますね!(それなのにラウラからは「シノちゃん」なんて呼ばれてて互いに仲良しであることが示されてるという周到さ!)


さて、そのジェラベルドの葛藤というか、討伐団を辞めて事務官になろう……と将来を憂う姿を描いたのが「初弟子」です。
夕方頃であろうラウラの来訪を楽しみに待ちながら、ハーン博士のお屋敷で魔法使いのトート少年に剣を教えるシーンから始まるこの短編、繰り返しの会話やウィットに富んだ掛け合いが非常に面白いのです。
先に「映像的」と書きましたが私の脳内映像はアニメではなく洋画風で、フォント「しねきゃぷしょん」で字幕までついてるイメージでした。
赤竜について興味津々のトートに「何でも聞け」とまで言い放ったくせに、表現力がなくて大変しょんぼりな答えしか返せないジェラベルドには劇場の観客の笑い声まで聞こえるようで、それ込みで笑えます。

口下手で年少者にもシノにもかなわないジェラベルドですが、実際のところ細やかに気が働く男なのです。食事の時間になってトートに家族用の食卓に案内されたときに「いいのか」「俺が、ここで飯を食って」と家族の食卓につくことに配慮する彼は、家族というものの大切さをきちんとわかっているんですね。
他にも、ジェラベルドは相棒たるシノはもちろん、年少のトートやラウラに対して居丈高になることがなく、見下したり侮ったりせずに、常に対等の立場で接しているんです。もちろん英雄様気取りでもありません。それをやはり「ジェラベルドは子どもに対しても公平だった」なんて書くような野暮はせず、行間で読ませてゆく。
不器用だけどいい人だなあ、というのが読むほどに滲み出てくるんですよ。もちろん、主人公補正というものもあるでしょうが、基本的にジェラベルド視点なので、彼自身がどんな人であるかというのは読み手が汲むしかないわけです。それが明言されていないのに察せられるのは、ひとえに泡野さんの描写力ゆえ。
「ジェラベルドは子どもに対しても公平だった」って書いてあるとそれは絶対ですが、押しつけのない作品はのびのびしていて良いものです。


短編「宿題」は父娘喧嘩を軸に、これまで貧しい生まれから必死に努力し、英雄と呼ばれてなお走り続けてきたジェラベルドが負傷をきっかけに立ち止まり、周りを見回して一息つくような物語です。
トート少年(九歳)とシノ(人類最強)の力を借りて鉄壁の強情さで立ち塞がる愛娘(七歳)に立ち向かう四十路のおっさん(いい人)。ね、これだけでとんでもない吸引力だと思いませんか?ダイ●ンもコード巻いて逃げ出す勢いですよ。
トートが「雄弁魔法」を使ってジェラベルドを和解へ追い立てる展開も、まるでひみつ道具の力を借りて失敗するのび太君そのもので、「これは真っ向勝負じゃないから負けるな……」と正当に読者をリードしていきます。はい、負けます。「おとーさんのばか」って言われます。ヨッ待ってましたー、でしょう。
この「予想を裏切らない展開」が中盤までしっかり続きます。問題は「じゃあこの後どうするの?どうなるの?」ということですが、それは本編でお確かめください。
ひとつだけ書くと、シノさまかっこよすぎます。

企画「疑似家族ナビ」さんに参加されていることを踏まえて書くと、恋愛関係にない男女と子どもがいて、一つ屋根の下でそれぞれの感情や思いが明らかになってゆくのはまさに(疑似)家族ものの醍醐味です。
大人の男女、といっても男性のジェラベルドが「父」、女性のシノが「母」の役割を負っているわけではありません。そのあたりも読んでいて気持ちよく、ラウラとトートも「子ども」を押しつけられていないので清々しく感じました。


だらだらと書いてしまいました。要約すると「泡野作品はいいぞ……」と10文字で終わってしまうのが厳しい現実というものですし、販促になるようなことを書けた気がしないのですが、少しでも「おっ」と思った方は泡野さんの本を代行リストやお買い物メモに加えて下さったなら幸いです。
泡野作品はいいぞ……!

#テキレボでオススメの本 (テキレボ5ver.)

テキレボで頒布される中で、これちょう好き!みんな読んで!というのを推しまくります。基本的にテキレボ4以降に読んだものを挙げてますので、それ以前に入手したものについては前回の記事をご参考ください(第5回では手に入らないもの、別サークルで頒布されてることもあります)
挙げたものは全部読んでますけど語彙力についてはノーツッコミでお願いしますね……(・ω・)
代行申し込みやお買い物リスト作成の参考になりましたら幸いです。
そして、皆様のおすすめも教えて頂ければ嬉しいです! 既に複数の諭吉っつぁん倒れてるけど!


「ノーサンブリア物語 上」 銅のケトル社(ブース番号:A-09)

七王国時代のイギリスを舞台に、デイアラ王国の王女アクハと王子エドウィン、野心に燃えて各地を併呑してゆくアゼルヴリスを描く長編。歴史も地理もわからなくても楽しく読めます。舞台で見たいようなドラマチックな展開に手に汗握り、時に涙し。下巻まで一気読み推奨です。
並木さんの作品はどれもすごく親切な作りで、歴クラさんはもちろん、歴史苦手クラスタ(=私)も楽しめること間違いなし!

「XXXの仮想化輪廻 Side: Euclid & Side: Dahlia」 シアワセモノマニア(ブース番号:A-17)

終末世界シリーズがお好きな方は是非とも。鈍器×2+おまけ本ということで、お値段ともにディープなファン向けであることは否めませんが、パズルを完成させていくような読み応えと読後感はなかなか他にありません。
初めてさんは「音律歴程」からがお勧めかなー。

「秘息往還」 鹿紙路(ブース番号:A-23)

ゆりです。遠恋です。手紙のやり取りを通じて心を通わせ、たまらず会いに行くとかもうごちそうさまごちそうさま!!
「東アジア近世風恋愛小説」ということで、電話もメールもない時代だからこその距離の遠さ、心の近さが胸熱。
手製本沼のヌシとしても著名な鹿紙さんですが、カバー布がすごく可愛いので、そういう意味でも長く大切に愛でたい本です。

「ESTASIA「見えない月の導き」」by えすたし庵(ブース番号:A-28)

剣と魔法の異世界ファンタジー、なのだけど、ご一行さまがちっとも仲良くないのが最大の魅力では!
仲良くないけど、話が進んでいくのがすごいし、この人ら多分話が進んでも仲良くならないんだろなーって思わせるとこがもっとすごい。馴れ合いパーティものはもう食べ飽きたわ!という猛者に。

「赤錆びと渇きの。」 ヲンブルペコネ(ブース番号:B-19)

赤い雨が降る街ホーンを舞台にした作品のひとつ。性癖でぶん殴ってくるよ……!
殴り愛、壊し愛、というようなものに漠然とした憧れがあるのだけど書くのめっちゃ難しくて、それをさらっと(ではないのかもしれないけど)書き切る筆力よ……。オルガにめちゃめちゃにされるマリアがたまらなくえろす。

「竜の舞い降りる村」 夢想叙事(ブース番号:C-08)

異世界を舞台にした4つの短編が収められた短編集。「都合の良い異世界」ではない、シビアさが好きです。
酸いも甘いも含んだリアリティある舞台設定がお好きな方に。

「R別冊付花街ダイニング【R18】」 博物館リュボーフィ(ブース番号:C-13)

むしこさんの作品はどれも女の子がちゃんと自立してるところが素敵なんですけど、女の子の努力だけじゃなく彼女を支える人たちや社会を書き切ってるところがすごいんですよね……。花街ダイニングは誘拐されてきた女の子たちが幸運なことに助けられて、そこからの成長物語なんだけど、彼女らを助けたササヅキが、引き取り養い教育を施すことに対するコストをきちんと説明するところが圧巻。「可愛そうな女の子たちをなりゆきで助けました、育てました」というシンプルな骨についた肉付きがどんなものか、必見ですぞ……!
これは分厚すぎる、という方は「僕の真摯な魔女」か「常磐木に夕辺を刻む」からむしこワールドへどうぞ~。

「SINGULARITY【委託】」 博物館リュボーフィ(ブース番号:C-13)

AIをテーマにしたアンソロジー。ふんわりファンタジー寄りのものからがちがちのSFまで、色々楽しめる29作品。テキレボ参加者さんもたくさん参加されてるのでおひとついかがですか!私は公式アンソロ「嘘」で書いた二人が七転八倒する長めのお話「stargazer」で参加してます!(ダイマ)
クリアケースも素敵なんや……。残り少ないみたいなんでお見逃しなく!

「【新刊】 夜空のある街〈委託〉」 ザネリ(ブース番号:D-10)

「ザネリ」さんで委託頒布される森瀬ユウさんの新刊。素敵装丁込みで物語世界が展開される「aether」もお勧めなのだけど、手に取りやすさとしてはこちらかなと。プラネタリウムで見た星、ともに見上げた友だちとの距離を描く連作短編集。
天文好きさんにお勧め。

「Letters -300字SS集-」 SiestaWeb(ブース番号:F-02)

関西人ゆえ(?)のオチが楽しい、桂瀬さんの300字SSの総集編。これを拝見して「ポッケ」出す決意をしました!(ダイマ)
300字ってほんとね、難しいです。リカバーできないから、あかんやつはあかんし、うまくできたやつは面白い。ちゃんと毎回オチつけて参加されてるのまじ尊敬……。(某殴りたい上司は私が推さなくてもみんなが推すだろうというチョイスです)

「鍵が見つかりませんお月様。」 眠る樹海堂(ブース番号:F-09)

フェアなミステリ、という自己申告を信用すれば、鍵のありかはあそこしかない……という意味ですごくフェアなのと、登場人物たちのらぶらぶっぷりをみんな読んで……!ヒャー!(悶)

「【鳥散歩】掛川花鳥園旅行記」 人生は緑色(ブース番号:F-18)

まあなさんといえば鳥の人。その鳥愛がいかんなく(むしろ「遺憾とは?」というレベルで)発揮された一冊、フルカラーで鳥がてんこ盛り。好きなもの語りが好きな方に。花鳥園に行きたくなります。

「バイト代が妖刀(現物支給)でした!?」 オービタルガーデン(ブース番号:F-21)

ふだんラノベあんまり読まないですけど、夕凪さんのラノベは(私が思い描く)ラノベの文法からあんまり逸脱がなくて読みやすくて良いですぞ。そして女子可愛い。あけぼしも!待ってます!!(プレッシャー)

「ハカモリ」 酔庫堂(ブース番号:委託-08)

アンソロ掲載作はこちらからの抜き出しだったわけですが、本編読むとまた印象が変わってくるのでお勧め……。七歩さんファンなら買い!!装丁も素敵なのじゃよ~。

「深海×神話合同誌『無何有の淵より』」 ヨモツヘグイニナ(ブース番号:委託-11)

これはすごい。海、という人の手が届かない世界に対するひたむきな情熱と憧れを感じる一冊。どれもさほど長くないのに、物語の密度と湿度が半端ない。水、深度、くらやみ、混沌の重さ。すごいレベル高い本なのでぜひとも……!

「わだつみの姫 奥州藤原氏?安倍宗任の娘?」 時代少年(ブース番号:委託-34)

平安時代後期、奥州藤原氏の二代当主・藤原基衡の妻となる女性を描いた長編小説。少女小説風味で、展開も丁寧なので歴史不得意でも大丈夫!副読本として漫画本「楽土」もおすすめです。アンソロ掲載作にキュンと来たらどうぞ!佐藤季春がめっちゃかっこいい……。

「空気をソーダで割る方法」 a piacere(ブース番号:委託-36)

アンソロ掲載作ともリンクしている短編連作。登場人物たちは学生が多いけど、どちらかというと学生を卒業して時間が経った、大人向けのように思います。過去を思い出して「あ゛あ゛あ゛~!!」てなるといい!(^O^)
コメディタッチではあるけど、真面目に日々を生きる人たちのお話。

「★鳥散歩★【SF】架空レポ集 月のワインの試飲会【すこしふしぎ】」 cage(ブース番号:委託-43)

アンソロでは伸縮小説で皆様のドギモを抜き、わたくしをジェラスィ~の鬼にしたこおりさんの前回新刊。
体験レポ、という形で綴られる小説の奥にある仕掛けには、「そういうことかー!」って膝を打つこと間違いなし。
AIアンソロにも関連作が載ってますので、併せてどうぞ。